風邪は多種のウイルスによって引き起こされる代表的な呼吸器疾患であり、冬春期の寒冷期に多く発症する。マッサージ法による自己マッサージは、風邪の症状を軽減し、回復を促進する効果がある。 端正座位を取る。まず両手の親指の指端で両側の風池穴を同時に30秒間点圧し、次に片手の中指の指端で大椎穴を30秒間点圧する。その後、片手の五指を使って両側の肩井穴を5~6回提拿する。左手で右肩井、右手で左肩井を提拿する。続いて、両手の親指の指端の桡側から印堂穴から始めて、両側の眉弓を同時に押し、両太陽穴まで到達したら、太陽穴で時計回り・反時計回りに30回ずつ按揉する。これを5~6回繰り返す。頭痛がある場合は、百会、風池穴を加えて点圧する。咽・喉の痛みがある場合は、啞門、扶突、天突、魚際などの穴を加える。鼻水がある場合は、印堂、迎香を加える。鼻づまりがある場合は、風池、迎香を加える。全身の痛みがある場合は、四肢を揉み捏ねる。発熱がある場合は、一手の掌心を足底の中心に密着させて、前後往復に擦動する。左手で右足、右手で左足をそれぞれ120回擦る。この方法は体温を下げ、熱を退かせる効果がある。最後に、両手の親指の指端の羅紋面で両側の合谷穴をそれぞれ30秒間交互に点圧し、手法を終了する。
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