陸遊は宋代の有名な愛国詩人であり、同時に養生にも非常に注力していた。戦乱の時代にあっても86歳まで生き、背中は曲がらず、足は震えず、耳は聞こえず、目は見えず、身体はしっかりしており、時には山で木を切り、それを担いで帰ることもあった。陸遊がこれほど長寿を享けられたのは、彼の養生法に深く関係している。陸遊は常に食事と生活習慣の衛生と保健に注意し、特に頭を梳くことと足を洗うことの重要性を強調していた。彼の残した詩から、彼が頭を梳くことと足を洗うことへの好みが窺える。 「目覚めて突然天窓が白くなった、短い髪が蕭々と自分でする梳き」。毎朝起きたときに頭を梳くことは彼の養生の必修課であった。「客稀門毎閉、意閉髮重梳」。客が少なく、門が閉まっているときにも、頭を梳くことに重きを置いている。 頭をよく梳くことで、大脳皮質の興奮と抑制のプロセスを改善し、頭部の神経機能を調節し、血流を促進し、皮下腺の分泌を促進し、頭髪の成長を促す。陸遊は頭を梳くことを続けた結果、晩年になっても薄くなった白髪の中に、ふわふわとした胎毛(黒髪)が生えてきた。頭を梳くことが頭髪の成長と健康に効果があることがわかる。 陸遊は82歳のときに、就寝前の足湯に関する詩を書いた。原文は「老人不復事農桑、点数鶏豚亦未忘。洗脚上床真一快、稚孫漸長解燒湯」。夜に足を洗って床に上がるというのは、陸遊にとっては一大快事であり、孫たちもお湯を沸かす利点を理解していた。 足の病気は高齢者の一般的な疾患である。高齢者は全身の動脈が不同程度に硬化しているか、代謝異常や脂質値の上昇、内分泌疾患(糖尿病など)により、血管病変が悪化し、末梢循環障害が生じ、末梢神経の感覚が鈍くなり、抵抗力が低下する。高齢者の足の状態は、全身の健康状態の鏡である。足の病気を防ぐためには、就寝前に熱湯で足を洗い、普段は靴下を広く、ゆったり、快適なものにし、良好な足の血流を確保する。 頭をよく梳き、足をよく洗うことは、現代人にとってますます認識されつつある。手を動かすだけで可能である。したがって、養生学において陸遊を学び、両端(頭と足)の保健に注意することは、非常に重要である。(曉衛)
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