多くの人が不眠に悩まされている。以下に伝統的な不眠に対するマッサージ療法を紹介するので、参考にしてほしい。 患者は仰臥位。マッサージ師は患者の頭上に座る。右手の食指・中指で睛明穴を3~5回点圧した後、一指または両親指の推法で印堂から両眉弓、前額を横に押し、両太陽穴まで到達させ、5~10分間按摩する。その後、両親指を太陽穴に当て、残りの四指を使って後頭部の風池穴から首の両側へ擦る。2回繰り返し、最後に両親指の先端で百会穴を点圧する。 患者は座位。マッサージ師は患者の右側に立つ。右手の五指を頭部に置き、前発際から後発際へ5~7回押す。その後、マッサージ師は患者の後ろに立ち、両側の胸鎖乳突筋を捏ね、肩井穴を3~5回捏ねる。 患者は俯臥位。マッサージ師は背中に滾按法を用いて3~5分間操作する。心脾虚弱の場合は、腎俞(腰部両側)、関元俞を多めに揉み、最後に神門、足三里、三陰交を点圧する。 自己マッサージ。患者は毎晩就寝前にベッドに座って以下のマッサージを行う: (1)百会を50回揉む。 (2)腎俞を50回擦る。 (3)脐下の気海、関元を50回摩る。 (4)足三里、三陰交を各50回揉み圧する。 (5)湧泉を100回擦る。 (6)仰臥位になり、細く均等な深呼吸を30回行い、全身をリラックスし丹田に意識を集中すれば眠りにつける。 毎晩就寝前にまず足三里、三陰交を各1分間揉み圧し、内関、神門穴を1分間掐る。その後、両手の掌根で背中を揉擦し、熱感を感じるまで行う。特に心俞、脾俞、肝俞を重点的に揉み圧する。最後に仰臥位になり目を閉じ、雑念を排除し、母指・示指で両側の睛明穴を連続して揉み圧し3~5分間行えば、睡意が生じる。
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