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便秘の運動・マッサージ療法

適度な運動は腹筋の収縮力を強化し、腸管の蠕動を促進し、排便の動力を増加させる。そのため、朝起きたら散歩やジョギング、体操を行うのがよい。どうしても時間がなければ、オフィス内で半蹲動作を多く行うことで、腹筋の張力も強化でき、運動不足を補える。
マッサージ法も毎日10分程度行うと効果がある。
腹の揉み:ベッドに横になり、全身をリラックスさせる。両手の手のひらを重ね、肚脐の上に置き、まず時計回りに100回揉む。その後、反時計回りに100回揉む。揉む際は適度な力で、動作は優しく、呼吸は自然にする。
腹部マッサージ:ベッドに横になり、膝を曲げ、腹筋をリラックスさせる。片手の掌を肚脐の正上方に置き、親指以外の四指の指腹を使って、右から左へと結腸の走向に沿ってマッサージする。左下腹部に到達したら、指の力を少しだけ強め、痛みを感じない程度に押す。押すときは吐気、リラックスするときは吸気を行う。1回あたり約10分。
腹の揉みと腹部マッサージはいつでも行えるが、一般的には就寝前または朝起きた時に行うのがよい。揉みの前には小便を排泄しておく。満腹または空腹時に行わない。
関連経穴の指圧:便が出ないとき、両手を重ねて神闕穴(肚脐)の周りを、時計回り・反時計回りに各15回マッサージし、その後軽く腹を叩く15回。便が出そうだが出ないとき、右手の示指で会陰穴(二陰間の中点)を押さえ、ゆっくりと便を排出できるようにする。気持ちを落ち着かせ、焦ってはいけない。また、トイレに座った状態で、心を静め、深呼吸し、意識を腸に集中させ、提肛運動を15回行うと、良好な排便効果が得られる。
その他重要な経穴には、気海穴(肚脐下1.5インチ)、関元穴(肚脐下3インチ)、曲骨穴(小腹部恥骨結合上縁の中央)、長強穴(尾骨尖端下0.5インチ、尾骨端と肛門の中点)がある。

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