37歳の王先生は以前は健康だったが、2月に入春以来、毎晩「暑さ」で目覚め、目覚めた時には服がびっしょり濡れている。のどが渇いている。最初は毛布が多かったせいだと考え、薄い布団に変えたが症状は改善せず、睡眠の質が低下し、昼間は頭がぼんやりし、仕事や勉強に大きな影響が出た。医師が「望・聞・問・切」を行った結果、彼は「中等度の盗汗症」を患っていることが判明した。 盗汗は中医の病名で、「寝入り後、汗が異常に出て、目覚めると汗が止まる」という特徴がある。中青年の盗汗は小児の血カルシウム低下による盗汗とは発症メカニズムが異なる。冬春の季節交替期は中青年盗汗の高発期であり、原因は多くが「陰虚」によるものである。言い換えれば、長い冬期に体内に蓄えられた「精気」が不足しており、体調が低下すると盗汗症状が現れる。潮熱・頬紅・心煩・盗汗・不眠・疲労などの現象が伴う。中青年層は仕事や家庭のストレスが大きく、体力・精力の消耗が顕著であるため、植物神経の乱れを引き起こしやすく、日常生活で「気」を補わないままでは、盗汗症に見舞われる可能性が高い。 専門家は、体が弱い人は春になると、医師の指導のもと適切な春季補養を行うべきと警告している。食事では、陰を補い、気を補う食品を多く摂取すべきである。例えば大棗、黒豆、核桃、黒芝麻、血糯、桂円など。新鮮な果物や野菜を多く摂り、辛い食品を控える。気持ちを穏やかに保ち、生活リズムを整えるべきである。夜間に盗汗が現れた場合は、発汗原因を観察し、必要に応じて病院を受診すべきである。自己判断で薬を飲んだり、勝手に補養したりすると、悪影響を及ぼす可能性がある。
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