着衣の適切さと禁忌 まず、服はきつすぎないようにする。きつい衣服は筋肉や血管を圧迫し、気血の流れを妨げ、呼吸や運動にも悪影響を与える。また、通気性が悪いので、夏秋には汗が多く出るため、汗の蒸散が滞り、湿疹や股間癣などの皮膚病を引き起こすことがある。成長期の少年少女にとって特にきつい衣服は避けるべきである。高齢者も同様で、きつい服は行動を制限する。青年男女が美しさを求めてきつい服を着たいと思うのは理解できるが、長時間着用するのは避け、外出時には着て帰宅後は脱ぎ、ゆったりとした服に着替え、肌の疲労を和らげるべきである。 次に、汗をかいたときの服の着脱には注意が必要である。少しでも気を抜くと病気になる。中医では「大汗後は服を換えるのが望ましい。あるいは急いで洗うのもよい」と述べている。「湿った服は長時間着ないほうがよい。長く着ると疮や風痹、大小便不順を招く」とも言われている。なぜなら、大量の汗をかいて服が濡れると、防風機能が失われ、開いた汗孔は風邪に侵されやすく、関節が冷えてしまうからである。したがって、汗をかいた後はなるべく清潔な服に着替え、できれば着替える前に温水で体を拭くのが理想的である。作業中に汗をかいて半分だけ服を脱ぐという人もいるが、これは非常に危険である。『三元参讃延寿書』には「大汗の際に片方だけ服を脱ぐと、偏風により半身不遂になる」とあるように、この道理を示している。 第三に、服の素材は肌を傷つけないよう注意する。現在の服の素材は多くが化学繊維だが、一部の人々は化学繊維にアレルギー反応を示し、肌が荒れる。このような場合は綿製品に切り替える必要がある。特に下着やパンツは綿製品が最適である。一般的にはアレルギー反応がない限り、何の素材でも問題ないが、アレルギーがある場合は真剣に対処すべきである。
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