秋の風邪予防に効果的なスープ 季節の食療 民間には「中秋過ぎ夜々涼む」という言葉がある。旧暦8月15日以降、毎晩が前日より涼しく感じられるようになった。しかし今年は暑さが長く続き、かつ先日の大雨の影響もあり、昼間や午後はまだ蒸し暑く、朝夕は涼しく、季節の変わり目であるため、人々は風邪を引きやすくなる。そこで、秋の風邪やインフルエンザを予防・治療できる副菜スープを紹介する。このスープは秋の間を通して頻繁に摂取でき、インフルエンザや風邪の予防に効果的である。それが—— 紫蘇太子参豚肉スープ 紫蘇太子参豚肉スープは濃い紫蘇の香りが特徴だが、広東人にとっては馴染み深い香りであり、地元の小吃「炒田螺」にも欠かせない風味である。本スープは益気和中、解表散寒の効果があり、秋の風邪やインフルエンザの予防に効果的である。また、体質虚弱で風邪をひきやすい人、悪寒はあるが発熱は軽く、咳、白くて薄い痰、息切れ、食欲不振、舌苔が白く薄く潤っている、脈が浮いて重く押すと力がないといった症状の補助治療にもなる。 [材料]紫蘇葉45グラム、太子参20グラム、豚レバー100グラム、生姜1~2片。 紫蘇葉は性質温かく、味は辛く、香りが強く、肺・脾経に入り、解表散寒、行気和中の効果がある。太子参は性質平和で、味は甘く、脾・肺経に入り、健脾益気、生津潤肺の効果がある。脾虚体倦、食欲不振、肺燥干咳、病後体虚などに用いられる。豚レバーは性質平和で、味は甘く、五臓を補う働きがある。これらを組み合わせると、益気和中、解表散寒の効果が得られる。 [調理法]紫蘇葉と太子参を水洗いし、約30分間浸す。その後、豚レバー、生姜とともに瓦鍋に入れ、水500ミリリットル(約5碗)を加え、沸騰後20分間煮る。塩とごま油を適量加え完成。薬滓を除き、豚レバーを切り分け、醤油と混ぜて食事として摂取する。2~3人分の量であり、予防期間中に継続して摂取することをおすすめする。佘自強(広東省中医院薬剤師)
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