蓮は我国民間で「花の中の君子」と称される。古くから、人々は彼女を美しさ、忠誠、純粋さの象徴として讃え、「泥に染まらず、清らかな水に洗われても妖艶ではない」と評してきた。蓮は多年生の水生宿根草本植物である。我国での蓮栽培の歴史は非常に古く、1400年以上前の農書『齊民要術』には詳細な記載がある。考古学者は河南省鄭州の大河村新石器時代の仰韶文化遺跡から2粒の古代蓮子を発見している。 蓮には一定の薬用価値がある。蓮子は甘味、平性、涩味、無毒であり、蓮子を摂取すると「中を補い、神を養い、気力を増し、百病を除き、長期摂取で体が軽くなり、老いにくくなり、飢えを感じず、寿命を延ばす」とされる。現代医学研究では、100gの新鮮な蓮子にタンパク質4.9g、脂質0.6g、炭水化物9.2g、カルシウム18mg、リン54mg、鉄1.2mgが含まれており、蓮鹸や多種のビタミンなども含有している。蓮子は脾、腎、心の経路に入る。脾虚による長期下痢、遺精・帯下、心悸・不眠、腎虚による頻尿、咳血・崩漏、月経不順などの症状に効果がある。 以下にいくつかの蓮子を使った薬膳方を紹介する。ご参考ください。 滋補寧心:蓮子、桂圓、红枣、百合各15gを文火で煎じ、早晚に分けて飲む。最後の煎液は材料と一緒に摂取する。 脾を補い、腎を潤す:瘦肉100g、蓮子30g、百合30g、黄芪15g、红枣15gを煎じて飲む。1日3回。最後の薬材は少量の砂糖で混ぜて摂取する。 遺精・崩漏:蓮子の内側を粉にし、沸騰したお湯で10gを溶かして、朝晩各1回摂取する。 心悸・不眠:蓮子60g(心を取り除く)、熟地黄15g、丹参15g、荷葉15g、糯米250g。まず蓮子を適量の水で文火で煮てから、糯米と他の3種の薬材を加え、さらに水1000mlを加えて文火でゆっくり煮て粥にする。朝晩に適量の砂糖を加えて、1回1碗ずつ摂取する。 脾虚下痢:蓮子肉20g(心を取り除く)、淮山薬10g、雞内金5g、糯米200g。まず蓮子肉と淮山薬を水で煮てから、糯米と雞内金を加え、水500mlを加えて粥にする。朝晩に摂取する。姜朝晖
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