人体内の有害物質は主に二つの経路から生じる。一つは大気や水源の汚染物質が呼吸や食事によって体内に侵入し、鉛、アルミニウム、水銀などの重金属が代表例である。もう一つは、体内での食物代謝後の廃棄物であり、自由基、インドール、硫化水素などがこれに当たる。新鮮な果物や野菜ジュースは、体内に蓄積された毒素や廃棄物を解消することができる。なぜなら、新鮮な果汁や野菜ジュースが消化管に入ると血液がアルカリ性になり、細胞内に蓄積された毒素を溶かし、体外へ排出するからである。 野菜ジュースの作り方は簡単。野菜を洗って小片に切り、ジューサーで攪拌するだけでよい。飲む際は砂糖や蜂蜜で味を調える。以下に代表的な野菜ジュースの食療効果を紹介する。 人参ジュース:毎日一定量の新鮮な人参ジュースを飲むと、全身の状態が改善される。人参ジュースは食欲を向上させ、感染に対する抵抗力を高める。授乳中の母親が人参ジュースを多く飲むと、分泌される母乳の質が飲まない母親よりも高い。潰瘍を持つ人は人参ジュースを飲むことで症状が著しく軽減され、結膜炎の緩和や視覚系全体の保護にも効果がある。 セロリジュース:セロリは香りが良く、食欲を増進する。天気が乾燥し暑い時期には、朝起きたときに一杯のセロリジュースを飲むと、体調が格段によくなる。食間にもセロリジュースを飲むのがおすすめ。セロリジュースは利尿・軽泻剤として、また高血圧の改善薬としても効果がある。セロリの根や葉にはビタミンA、B1、B2、C、Pが豊富に含まれているため、ビタミン不足の人におすすめ。 白菜ジュース:白菜(円白菜)は造血機能の回復を促進し、血管硬化を防ぎ、糖質が脂肪に変換されるのを阻止し、血清コレステロールの沈着を防ぐ効果がある。白菜ジュースに含まれるビタミンAは、幼児の成長促進と夜盲症の予防に役立つ。白菜ジュースに含まれるセレンは、弱視の予防だけでなく、白血球の殺菌力を高め、重金属による体への毒性を軽減する効果もある。歯茎の感染による歯周病の際に、白菜と人参の混合ジュースを飲むと、大量のビタミンCを補給でき、同時に口腔を清潔に保てる。 キュウリジュース:医学者が評価したキュウリジュースの医療価値では、利尿効果がトップクラス。キュウリジュースは心臓や血管の強化にも重要な役割を果たし、血圧調節、心筋の過緊張や動脈硬化の予防に寄与する。また、神経系を鎮静・強化し、記憶力を高める。歯茎の損傷や歯周病の予防・改善にも効果がある。キュウリジュースに含まれる多くの元素は、髪や爪に必要な成分であり、脱毛や爪の割れを防ぐ。キュウリジュースは脂肪や糖分が少なく、理想的なダイエットドリンクである。 トマトジュース:医学専門家は、毎日2~3個のトマトを食べれば、1日のビタミンCの必要量を満たせると述べている。数杯のトマトジュースを飲むことで、1日分のビタミンAの半分を摂取できる。トマトには大量のクエン酸とリンゴ酸が含まれており、全身の代謝過程に有益で、胃液の生成を促進し、脂っこい食品の消化を助けられる。トマトに含まれるビタミンPは血管を保護し、高血圧を予防し、心臓の働きを改善する。また、常時トマトジュースを飲むと肌が美しくなる。トマトジュースにリンゴジュース、南瓜ジュース、レモンジュースを加えると、ダイエット効果も期待できる。
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