「三九補一冬、来年無病痛」という俗諺がある。冬期に進補することは、我が国の伝統的な疾病予防・体力強化・虚弱体質の改善の自己保健法の一つである。 祖国医学では、冬期進補は陰陽のバランス調整、経絡の通暢、気血の調和と密接に関係している。 高齢者は、身体機能の低下や抵抗力の弱さにより、寒い季節には特に食事による補いが適している。これは栄養状態の改善、免疫機能の強化、病体の回復促進などにおいて、薬物では代替できない効果を示す。 冬期進補は自然に順応し、陽気を養うことを重視し、滋養を主とするべきである。 中医の「虚則補之、寒則温之」の原則に基づき、食事では温性・熱性、特に腎陽を温補する食品を多く摂取し、体の耐寒力を高めるべきである。 冬季の「食補」は、タンパク質・ビタミン・消化しやすい食品を供給すべきである。 高齢者一人ひとりは朝起きて人参酒または黄耆酒を1杯飲むことで、風邪を防ぎ、寒さを和らげ、血行を促進できる。体が虚弱な高齢者は、冬期に鶏肉の煮込み、精肉、蹄筋などをよく食べ、牛乳や豆乳を飲むことで体質を強化できる。 牛肉を適量小片に切り、黄酒、ねぎ、生姜とともに砂鍋でじっくり煮込む。肉を食べて汁を飲むことで、気を補い、渇きを止める、筋骨を強化し、脾胃を滋養する効果がある。 陽気が不足している高齢者は、羊肉と大根を一緒に煮て、大根を取り除く(羊肉の臭みを除去するため)。その後、肉苁蓉15グラム、巴戟天15グラム、枸杞子15グラムを加えて煮込み、羊肉を食べて汁を飲むことで、陽気を興し、温め運ぶ効果がある。
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