近代の名医・張錫純は『医学衷中参西録』に珠玉二宝粥という食療方を記載している。材料は以下の通り:生山薬60グラム、生薏米60グラム、柿霜餅24グラム。生薏米は珠のように見えること、生山薬と柿霜餅は玉のように見えることからこの名前が付けられた。 張氏はこの方剤が肺を清め、脾を補い、陰を滋養し、気を補う効果があると評価している。気陰の損傷によって食欲不振、午後の潮熱、甚だしい骨蒸盗汗、夜間の咳がひどくなるなどの症状がある場合、この粥を摂取すればよい。 張氏曰く、「山薬は色白で肺に属し、味甘で脾に帰し、液が濃く腎を補い、血脈を潤し、気化を固め、咳を止めて嗽を安定させ、志を強め、精神を育てる。性質は平で、長期間にわたり多く摂取してもよい。生用が好ましく、汁を煮出して飲むのが適切である。炒用は避けるべきで、タンパク質を多く含んでいるため、炒めるとタンパク質が焦げ、効果がなくなるからである。」薏米は味甘淡で、性質は微寒。中医では水を利し、湿を排し、脾を健診し、痹を除き、熱を排出する効果がある。柿霜餅の製法は、熟した柿を皮を剥き、日干し夜露を1か月ほど行い、席の輪の上で乾燥させ、1か月後に柿餅となる。表面の白色の粉霜が柿霜であり、これを鍋で溶かして餅状にし、乾燥させれば柿霜餅となる。張氏曰く、「柿霜は肺に働きかけ、甘く涼しく滑らかで、その甘さは肺気を補い、その涼しさは肺熱を清め、その滑らかさは肺痰を利し、その潤いは肺燥を滋養する。」 珠玉二宝粥の作り方:まず山薬と薏米を粗く砕き、煮て柔らかくする。その後、柿霜餅を砕き、溶かして混ぜ、好みの量を食べる。通常、1日3回摂取可能。
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