一、少商穴の指圧でげっぷを止める:げっぷが起きているとき、少商穴を指圧すれば自宅で対処可能。少商穴は親指の外側、爪の1分の位置。患者は親指と人差し指で少商穴を強く押さえ、酸痛感が出るまで続ける。半分から1分間押さえれば、げっぷは止まる。 二、内関穴の指圧で嘔吐を止める:軽い不調による嘔吐には、中指で内関穴を押さえれば嘔吐を止められる。内関穴は手のひら側で、手首の後ろ2寸の尺骨・橈骨の間。酸張感が出れば穴位に当たった証拠。約1分間押さえれば嘔吐は止まる。 三、足裏の踵を押さえて鼻血を止める:鼻血が出たときは、すぐに親指と人差し指で患者の足裏の踵(足首と足根骨の間の凹み)を押さえる。左鼻出血なら右足の踵、右鼻出血なら左足の踵を押さえる。これにより出血は止まる。 四、太陽穴の指圧で頭痛を止める:一般的な頭痛には、両手の人差し指で頭部の両側の太陽穴を押さえ、腫れや痛みを感じるまで押す。その後、時計回りに約1分間回転させると、頭痛が軽減される。 五、足三里穴の押揉で胃痛を止める:胃痛のとき、両親指で足三里穴を揉む。足三里穴は膝の下3寸、脛骨の外側1横指の位置。酸・麻・張感が出たら、3~5分間続けると、胃痛は明確に軽減または消失する。 六、中指の爪の根を掐んで心絞痛を緩和:心絞痛が発作したとき、硝酸グリセリン錠が手に入らない場合は、他人が拇の爪で患者の中指の爪の根を押しつぶす。強い痛みを感じさせる。1回押して1回離すのを3~5分間続けると、症状が緩和される。 七、虎口を捏圧して昏厥を治す:昏厥とは顔色が蒼白になり、悪心・吐き気、冷汗、甚だしくは意識不明となる状態。このとき、他人が親指と人差し指で患者の手の虎口を捏圧する。10回ほど捏圧すると、通常は蘇生する。 八、天枢穴の点圧で便秘を解消:便秘の人は排便時に左手の指先で左側の天枢穴を押す。明確な酸張感が出たら、そのまま1分間押しつけ、その後息を止めて腹圧を高めると、排便意欲が生まれる。
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