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12種の経穴マッサージによる若返り

異なる手法と経絡・経穴のマッサージにより、各経脈が通じ合い、体の免疫力を高め、身体を強化し、寿命を延ばす効果がある。
一、指先で頭皮を掻き梳く法
頭は「諸陽の会」であり、脳は「髓の海」で、諸陽経の気の集まる場所である。毎日朝夕、十指を後ろ向きに前額の髪際から後頭部の髪際まで60回ずつ掻き梳く。この法は血行を促進し、脳血管疾患の予防に効果がある。
二、掌をこすり顔を揉む法
高齢になると経脈・気血が不足し、顔色が悪くなる。毎日朝夕、両手をこすり掌を熱くし、顔面を60回ずつ揉むことで、顔面の気血を活性化させ、顔面が充実して赤らみ、表情筋が弾力性を持ち、アンチエイジング・しわ予防・精神の昂揚効果がある。
三、耳介をこする法
「耳は腎の孔」とされ、腎は耳に開口する。耳は六経の陽経が集まる場所である。毎日朝夕、耳介を60回ずつこすり、耳が熱くなり焼けつく感じになるまで行う。この法は聴覚障害・耳鳴り・耳源性疾患の予防に効果がある(耳疾患・化膿性中耳炎の者は禁忌)。
四、歯を叩いて舌を弾く法
歯は腎に属し、「腎は骨を主る。腎気が虚すれば歯が弱くなり、八八(64歳)になると歯と髪が抜け始める」という。高齢者にとって歯を叩くことは歯を丈夫にする。毎日朝夕、歯を60回ずつ叩くことで、歯の健康を保ち、虫歯や歯の脱落を防ぐ。
「心は舌に開口する」。舌は心の表れである。毎日朝夕、舌を60回ずつ弾くことで、脳への良性マッサージとなり、脳の健康維持・保護に効果がある。
五、頸項部マッサージ法
頸項部は人体の経脈が頭部および四肢へ通じる重要な通路である。毎日朝夕、60回ずつマッサージすることで、頸椎症・血管性頭痛・脳血管疾患の予防に効果がある。
六、肩甲部マッサージ法
肩甲部は手足の三陽経が交差する場所である。毎日朝夕、60回ずつマッサージすることで、肩関節周囲炎・頸椎症の予防に効果がある。
七、上肢部マッサージ法
上肢部は「手三陰手三陽の脈」の要所であり、内臓とつながり、外は肢節に連なる重要な部位である。毎日朝夕、60回ずつ按揉を行う。具体的には、上腕内側腋下(極泉穴)から手首内側(内関穴)まで;手首外側(外関穴)から肩部(肩井穴)まで。この法は上肢経脈の通暢、気血調和に効果があり、心血管系・呼吸器系疾患および上肢の痛みに良好な効果をもたらす。
八、肋部マッサージ法
肋部は肝胆経が交差する場所(期門・章門)。毎日朝夕、60回ずつ按揉することで、肝気の調和・胆汁の排出に効果がある。肝胆疾患や岔気・肋間神経痛の治療に有効である。
九、腹部経穴マッサージ法
腹は任脈が通る場所である。毎日朝夕、両手を重ねてへその上(神闕穴)に置き、上下左右で時計回りに60回ずつ、その後同様の手法で反時計回りに60回ずつ按揉する。これにより消化器系・生殖泌尿器系の機能改善が期待できる。
十、腰部マッサージ法
「腰は腎の府」とされる。腎は先天の根本であり、骨を主し、精を蔵する。毎日朝夕、腰部(腎俞穴・命門穴など)をマッサージし、腰部が温かくなるように行うことで、腎を強化し腰を固め、腎虚腰痛・風湿性腰痛・強直性脊椎炎・腰椎間板ヘルニアなどの腰部疾患に良い効果がある。
十一、尾骶部マッサージ法
尾骶部は人体の「大樹の根」である。毎日朝夕、尾骨部の八骨?穴と長強穴を60回ずつマッサージすることで、腰骶部痛の治療と性機能の改善に効果がある。
十二、下肢部マッサージ法
下肢部は「足三陰足三陽」の脈の要所である。毎日朝夕、下部(三陰交穴-懸中穴)から上部(足三里-陰陵泉)および大腿下部(梁丘穴-血海穴)から大腿上部(風市・環跳穴)まで、反復的に拍打60回行う。これにより血行促進・気の流れの調整・筋肉の緩和・脾胃の調理に特に効果がある。
就寝前の30分間、温水で足湯を取る(冬期は42~45℃)、足を少し乾かした後に、足底(湧泉穴)を60回反復的にこすり推す。湧泉穴は腎経の源であるため、腎を温め補い、脳を健やかにし、血行を改善する効果がある。

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