最近、広州の天気が徐々に暖かくなり、春の気配がますます明確になってきた。しかし同時に、市内の各大病院の感染症科を受診する肝炎患者も少しずつ増えていることが分かった。広州市第八人民病院肝炎外来の専門家によると、春になり、患者数が冬季よりも明らかに増加している。同科はほぼ毎日700~1000人の肝炎患者を受け入れている。専門家は、長年の疫学調査の結果に基づき、春は肝炎の発症期であると指摘している。特に春に最も感染しやすいのはA型肝炎とE型肝炎であり、B型肝炎、C型肝炎などの慢性肝炎も春に再発したり、症状が悪化しやすい。専門家は、これは春に気候が復活し、病原微生物が活発になることに起因する可能性が高いと分析している。記者:黎蘅 通訊員:孔慶芬 春季「養肝」食療方 どんなものにも両面がある。春と肝臓の関係も同じである。春は肝病の発症期である一方、明るい陽光が差し込む春の三月は万物が萌芽する時期でもあり、五臓の調養に最適な時期である。そのため、中医では「春は肝を養うべき」とされている。 そこで、市八医院重症肝病科の主治医・李粵平氏は、春の食事は肝を養うことを最優先とし、読者に以下のような薬膳療法を紹介している。 1. 舒肝理気、健脾養胃食療方:鶏内金10g、生山楂9g、茯苓10g、薏米10g。1日1回。煎じて4回に分けて服用。療程は2ヶ月。 2. 活血養陰、補腎益肝食療方:桑葚10g、麦冬10g、沙参9g、紫河車9g、圓肉6g。1日1回。煎じて4回に分けて服用。療程は2ヶ月。 3. 新鮮な鶏肝3個、米100gを一緒に煮て粥として食べる。中高年者の肝血不足、食欲不振、目が乾いたり涙が出る状態に効果的。また、高齢者の四肢麻痺にも、鶏肝5個、天麻20gを一緒に蒸して、1日1回、15日間服用すると効果が現れる。 4. 味で肝を補うなら、まず食酢が最適。酢は酸味で肝に帰属し、肝を鎮め、瘀血を解消し、毒素を解毒し、細菌を抑える作用がある。肝陽亢進型の高血圧患者は、1日40mlの食酢を温水で薄めて飲む。または食酢で卵や黄豆を漬けることも効果的。普段から気分が闷々として肝痛がある場合は、食酢40mlに柴胡粉10gを混ぜて服用すると、迅速に痛みを和らげられる。 5. 肝血を補うには鴨血が効果的。鴨血は性質が平和で、栄養価が高く、肝臓は血を貯蔵する器官であるため、「血で血を補う」は中医の代表的な治療法である。鴨血100g、鯽魚100g、白米100gを一緒に煮て粥として食べる。肝血を補い、貧血の補助治療に役立ち、肝癌患者の肝保護にも最適な一品である。 6. 舒肝養血には、ブロッコリーが最適な野菜である。ブロッコリーは春の旬の野菜で、滋陰潤燥、舒肝養血の効果があり、肝気不調に伴う胃病の補助治療に非常に効果的。 慢性肝炎の春の厳格な酒類禁断 では、春に肝炎を予防するにはどうすればよいのか?肝炎の発生・発展のメカニズムに基づき、広州市第八人民病院肝炎第二科主任医師・石裕明氏は以下の点に注意するよう提案している。 病从口入を防ぐ:ウイルス性肝炎のうち、A型肝炎とE型肝炎は消化器伝染病であり、主な感染経路は、A型・E型肝炎ウイルスに汚染された食物・水を摂取したり、ウイルスに汚染された食器を使用することである。近年流行している生野菜・生魚・生海産物の摂取は、肝炎ウイルスが侵入するチャンスを与える。したがって、A型肝炎・E型肝炎の予防には、まず個人衛生に注意し、食事前後の手洗いを徹底する。生水を飲まない。外食の際は清潔なレストランを選ぶ。生野菜・生魚・生海産物を食べる習慣を改めるべきである。 過度な疲労を避ける:過度な疲労(重い肉体労働や精神労働を含む)は、体内の免疫バランスを崩し、肝炎ウイルスの複製を促進し、肝臓への負担を増大させ、慢性肝炎の再発を引き起こしやすい。したがって、慢性肝炎患者は春に特に休息を大切にし、長距離移動や夜更かし、精神的緊張、仕事のストレス、情緒の波乱、性交頻度の多さなどを避けるべきである。心身のバランスを保つことが重要である。 食事の調養を強化する:肝炎患者の食事は、淡白で栄養豊富なものを中心とすべきである。油っこい、揚げ物、辛い食品は避けるべきである。これらは消化が難しく、腸胃や肝臓に負担をかけるため、肝炎の発作を誘発する。アルコールは肝炎再発の最も大きな原因の一つである。アルコールは肝臓内で酸化され、有害物質のアセトアルデヒドを生成し、直接肝臓を損傷する。したがって、肝炎患者はアルコールを完全に禁酒すべきである。また、野菜・果物以外にも酸性食品、例えば山楂、食酢などを積極的に摂取することで、肝臓の保護に一定の効果がある。 他の疾患の予防:早春は天気が不安定で、風邪、下痢、胆嚢炎、消化管大出血など他の疾患にかかりやすくなる。これらの疾患は肝機能の異常な変動を引き起こすことがある。したがって、慢性肝炎患者は天候の変化に注意し、保暖に努め、適度な運動を行い、生活リズムを守り、情緒を安定させ、他の疾患にかからないようにすることが重要である。
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