如何固精益肾 固精益腎は中医房室養生の特徴であり、精気を養う主要な方法である。ここでの「精」とは、生殖の精だけでなく、五臓六腑の精も含む。 房室養生における固精法は多く存在する。『千金要方』『医心方』などでは「多功少泄(多くの努力をし、少ない射精をすること)」という固精法が提唱されている。男女ともに性交時に、性交時間をできるだけ長くし、性器を頻繁に動かしつつ、射精の到来を可能な限り遅らせる。古代の医書によれば、陰茎を膣内で10回動かしても射精しない場合、耳目が明晰になる。20回で声が大きくなる。30回で肌が潤滑になる。40回で背骨と脇が強くなる。50回で臀部と太ももが太く丈夫になる。60回で水分代謝がスムーズになる。70回で生殖機能が活発になり、陰茎がしっかり勃起する。80回で体表が厚く、衛外機能が強化される。90回で精神が充実し、思考が鋭くなる。100回で寿命が延び、長寿となる。 『洞玄子』などの書物では、性交時間の延長と射精の遅延法が紹介されている。男性が射精感を感じる直前、陰茎を膣外の1/3の位置に引き戻し、動きを止め、目を閉じ静寂に入り、舌先を下顎に押し当て、脊椎を伸ばし頭を上げ、鼻孔を広げ、肩を内側に引き、口を閉じ深呼吸する。射精感が消えた後に再び陰茎を動かす。これを繰り返すことで性交時間を延長できる。『玉房指要』では、性高潮直前に射精感が生じたとき、頭を仰せ、目を大きく開き、上下左右をぐるりと見回し、同時に陰茎を膣内から抜き出し、深呼吸する。これにより射精を制御できる。別の方法として、射精感があるときに左手の食指・中指を陰嚢の後方、肛門の前方の会陰穴に数秒間押さえ、深呼吸しながら上下の歯を打ち合わせる。これにより陰茎が一時的に弛緩し、その後再び動かすことで射精を遅らせる。これらの方法は、身体動作、呼吸、意識を統合した措置により、性高潮の到来を遅らせるものであり、早漏の治療にも効果的である。 明代の医家岳甫嘉は、「今の人、養生を語る者は多く『采陰補陽、久戦不泄』と云うが、これは大誤である。腎は精の府である。男女の交合は必ず腎を動かす。腎が動けば精も随って流出する。外からは射精しなくても、精はすでに宮を離れている。いくら忍んでも、真精が数滴、陽痿と共に溢出する。これが証拠である」と述べた。彼は五つの養精法を紹介した。第一は性欲を節制し、精血を蓄えること。第二は労働傷害を避け、過度の疲労は精血を消耗する。第三は情志を調節し、喜怒の節度を失わず、精神を快適に保ち、気機の逆乱や陰精の暗耗を防ぐこと。第四は酒を戒めること。酒を飲料として好むのは、辛甘の品であり、辛は熱を助長し、甘は湿を蓄える。湿熱が結びつき、気血を消耗する。第五は食事の調節であり、濃厚な焼煎肥肉を避け、食事は淡白で新鮮、栄養豊富、味の良いものを選ぶこと。 以上より、性欲の節制、労働と休息のバランス、情志の調節、食事の調和が固精益腎の基礎であり、薬物、鍼灸、気功、マッサージなどの保健法と併用すれば、固精益腎の効果がさらに高まる。
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