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足浴養生

足浴養生
足浴とは、水で足をつけることであり、中国民間の伝統的な養生法である。歌謡には、「春に足を洗えば、陽気を昇らせ、脱力防止;夏に足を洗えば、暑湿を除く;秋に足を洗えば、肺を潤し、腸を濡らす;冬に足を洗えば、丹田が温かくなる」とある。古来より、「就寝前の一杯湯」を養生保健の有効手段として捉えてきた。
祖国医学では、足は足三陰経(脾・肝・腎)の始まりであり、足三陽経(胃・胆・膀胱)の終わりでもある。五臓六腑との関係が密接である。足浴は血流を促進し、足部の血行をスムーズにし、疲労を軽減し、睡眠の質を改善する。足浴には熱水足浴と冷水足浴の二種類があり、個人の状態に応じて選択できる。
熱水足浴は、約50℃の水で両足を浸す(足首まで)し、1回あたり約20分。これは艾灸で足部の経穴を温めるのと同等であり、血行を促進し、臓腑を温潤する効果がある。熱水で足をつけることで皮膚の神経終末を刺激し、中枢神経からのフィードバックにより内臓機能を調節し、代謝を促進し、健康に寄与する。冬に熱水足浴を行うと、局所の血流を促進し、凍瘡の予防に効果がある。長距離歩行や激しい運動後には、局所の乳酸蓄積を減らし、疲労回復に役立つ。就寝前に熱水足浴を行うと、中枢神経に温和な刺激を与え、大脳皮質を抑制状態に導き、安らかに眠りにつくことができる。
冷水足浴は、水温を徐々に下げていく。通常、20℃から始め、4℃前後まで下げていく。秋から冷水足浴を始め、冬まで続けるのが望ましい。足浴前に手で足を擦り、足を温め、その後両足を冷水に浸し、足どうしを交互に擦り続ける。足が赤くなるまで行い、1回5分程度。朝夕各1回行うのが理想。冷水足浴は足部の血管を強く収縮させ、全身の各システムの生理機能が神経体液調節によって積極的に活動する。また、鼻粘膜の温度を上げ、呼吸器の抵抗力を高め、冬の風邪予防に効果がある。ただし、冷水足浴後はすぐに乾燥させ、保温することが必要である。

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