【高血圧】 散歩、自転車、水泳などが適しています。これらの運動は動的な等張運動であり、全身の筋肉の反復収縮により血管の拡張・収縮を引き起こし、血圧の低下を促します。運動量は心臓負荷の約50%が適切で、運動時の脈拍数は1分間に約110回程度に保つべきです。1日1回、1回30~60分が目安です。 【心臓病】 健康な人にとって心臓機能を高めるには、比較的大きな運動量が適しています。運動時の脈拍数は1分間に135回以上にし、15分以上継続することが効果的です。しかし、すでに心臓病を患っている場合は注意が必要です。心機能の損傷度に応じて運動形式と運動量を選択すべきです。一般に、心機能Ⅰ~Ⅱ級の軽症心臓病患者は、散歩、ゆっくり走る、太極拳、医療体操などの運動が可能で、運動時の脈拍数は1分間に104~120回程度に抑えるべきです。心機能Ⅲ~Ⅳ級または頻繁な狭心症発作がある患者は、運動を避けて休息を優先すべきです。ただし、軽い活動は許容される場合もあり、心拍数の増加を伴わない範囲で行うのが原則です。 【喘息】 走る、球技、自転車などは喘息を誘発する可能性があり、医学的には「運動性喘息」と呼ばれます。一方、水泳は症状を改善する効果があります。その理由は、水泳では気温の上昇による気道水分の減少がなく、水平運動により気道への負担が軽減されるためです。したがって、水泳は喘息患者に適した運動です。 【糖尿病】 臨床医の報告によると、多くの軽症糖尿病患者は、適度な運動と食事管理を継続すれば治癒可能であるとのことです。運動は軽い活動から始め、徐々に強度を上げていくのが良いです。散歩、カヌー、走りなども可能です。ただし、インスリン注射後や食事前には運動を避けるべきです。低血糖や合併症の悪化を防ぐためです。 【肥満症】 散歩、エクササイズ、水泳、自転車などはダイエットに効果的です。散歩の場合、食後45分後に開始し、時速4.8kmの速度で20分間継続。その後、食後2~3時間後に追加で20分間ほど行うと効果的です。肥満児童については、最大酸素摂取量の50%(脈拍数は最大心拍数の75%)の運動強度で、1日1時間、週5日、長距離走を主体とし、子どもが喜ぶ球技や跳躍運動などを組み合わせるのが最適です。 【性機能低下】 男女ともに運動によって性欲を高めることができます。週に3回、1回45分程度の運動が一般的に適切です。運動が過剰になると体が疲れすぎて逆に性欲が低下する可能性があります。
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