今春の啓蟄には雷が聞こえず、春分の夜になってやっと几つかのどんよりとした雷鳴が響いた。これはこの時期に冷暖気団が頻繁にぶつかり合い、広州および珠江デルタ地域に長期間にわたり、急激な気温変化と湿り気の強い天気が続くことを示している。このような天気に、高齢者にとっては首筋や背中が痛みやすく、四肢がしびれやすくなる。特にリウマチ性関節炎や類风湿性関節炎の既往がある人にとっても影響が大きい。また、このように寒暖の変化が激しい気候は、消化不良を引き起こしやすく、胃病を抱える人々にとっては再発しやすい。本稿では、こうした状態に効果的な家庭用養生湯を2種ご紹介する。 桑枝鮮鶏湯 香りはやや薬草の香りを帯びながらも、味わいはさっぱりと瑞々しく、精を補い、湿気を除き、関節を利らせる効能がある。 材料:冬桑枝40g、光鶏1羽、生姜3片。 調理法:桑枝を洗って軽く浸す。光鶏は内臓と尾部を取り除き、洗浄する。これらを瓦鍋に入れて、水3000ml(約12碗分)を加え、強火で沸かした後、弱火で3時間煮込む。塩とごま油を適量加えて完成。3~4人分となる。 白胡椒豚腹湯 香り豊かで、寒湿を除き、腸胃を温める効能がある。 材料:白胡椒15g、豚腹1個、生姜3片。 調理法:豚腹は塩または生粉で何度も洗い、砕いた白胡椒を中に詰め、縫い目を糸でしっかり結ぶ。生姜とともに瓦鍋に入れ、水3000mlを加え、強火で沸かした後、弱火で3時間煮込む。塩とごま油を適量加えて完成。豚腹は取り出して薄切りにして醤油で和えて食事として利用可能。3~4人分となる。
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