最近、アメリカの科学者が玉ねぎの頭からプロスタグランジンAを発見した。これは末梢動脈を拡張し、末梢血管抵抗を低下させる効果があり、血圧降下作用を示す。また、尿量を増やし、ナトリウムの排泄を促進するだけでなく、冠動脈の抵抗を低下させ、血流量を増加させ、心筋梗塞の予防に寄与する。 玉ねぎには、抗癌効果を持つ微量元素セレンが豊富に含まれている。セレンは極めて強力な抗酸化物質であり、体内の過酸化物を速やかに分解し、悪性腫瘍が分子酸素を獲得できないように抑制する。また、セレンは体内でグルタチオンという物質を生成するのを促進する。グルタチオンは自らの科学的な「手枷」で発癌物質を捕らえ、癌の「毒性」を無効化し、消化管を通じて体外へ排出する。玉ねぎには「ケルペリン」と呼ばれる化学物質が含まれており、現在知られている最も優れた天然抗癌物質の一つである。 英国の教授の研究では、玉ねぎの蒸気は炎症傷の治癒に驚くべき効果があると判明した。玉ねぎを潰して外用すると、耳痛の治療に効果的である。玉ねぎを噛むことで風邪の治療にもなる。咳嗽の糖漿に玉ねぎ汁を加えると、止咳効果がさらに高まる。玉ねぎは胃腸の緊張を高め、胃腸液の分泌を促進し、非痢疾性腸炎の治療に効果的であり、ビタミン欠乏症の治療にも使える。
|