春は万物が萌芽し、生命力が旺盛な時期であり、人体の生理機能や代謝が最も活発な時期である。しかし、春雨が続き、天気が湿り、暖かくなったり寒くなったりと、気候が安定しない。健康な人は自分を調整して環境に迅速に適応できるため、特別な補いは不要である。しかし、既往症のある人にとっては、この変化の多い季節は幸運ではない。既往症が再発しやすい。この時期、こうした患者や病後体虚の人には、適度な補いにより抵抗力を高め、体の回復を促すことができる。 春の食事は一般的な補い食品を選ぶのが適切である。例えば鶏肉、卵、豚の瘦肉、红枣(紅棗)など。これらは怠惰な体質を改善し、体力を増強する効果がある。しかし、体が著しく虚弱な人は、西洋人参、竜眼肉、党参、黄耆などの適切な滋養薬を使って調養すべきである。 春は花が咲き乱れる時期であり、空気中に大量の花粉が漂っているため、アレルギー疾患の好発期である。慢性疾患やアレルギー体質の人々は、春には禁物(発物)を避け、エビ、カニ、塩漬け野菜などは避けるべきである。そうでないと旧疾が再発しやすい。 総じて言えば、春の養生食事は「平補」を原則とすべきである。温熱補品ばかりを使うと、春の気温上昇により体内の熱が増し、正気(体の生命力)を損なう恐れがある。
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