女性の月経周期は大多数が規則的であり、毎月1回の生理は正常な生理現象である。これは丘脳下部—脳下垂体—卵巣軸の調節に依存しており、どの段階でも問題が生じると乱れ、女性の健康に影響を及ぼす。よって、女性は生理期間に特別に注意を払い、単に「親友が来た」と思って自分自身のケアを怠るべきではない。 生理期の3大身体変化 1. 生理期は内分泌の影響を受け、大脳皮質の興奮性が低下し、免疫力が低下するため、感染や疾患の誘発しやすくなる。 2. 生理期には骨盤部に充血が生じ、子宮内膜が剥離する際に子宮腔に創傷が生じる。通常は閉鎖している子宮口が生理期にわずかに開くため、細菌の侵入しやすくなる。 3. 酸素血が膣を洗浄することでpH値が変化し、防御機能が低下する。また、経血は細菌の繁殖を促進するため、生殖器は平常よりも感染・炎症しやすくなる。 生理期の10の不適切な行動 1. 情緒の激しさ 生理期は平常と同様に気持ちを穏やかに保つべきである。感情の波を抑え、出来事に怒らないようにし、安定した気持ちを維持することが極めて重要である。感情が激しくなると、抑圧や怒りが気滞を引き起こし、月経遅延・生理痛・閉経などの原因となる。 2. 過度な労働 生理期は作息時間を適切に管理し、激しい運動や肉体労働を避け、労働と休息をバランスよく行うべきである。生理期に過度な労働は月経期間の延長や月経量の増加を引き起こす。逆に、過度に安静に過ごすと気血が停滞し、生理痛などの症状を引き起こす。 3. コーヒーの濃い飲み物 生理期は白湯を適度に飲むべきであり、濃いお茶は避けるべきである。濃いお茶にはカフェインが多く含まれており、神経や心血管を刺激し、生理痛・月経期間の延長・出血過多を引き起こす可能性がある。また、お茶に含まれるタンニンは腸内で食物中の鉄と結合し、沈殿を起こし、鉄の吸収を阻害し、貧血を引き起こす。さらに、生理期には酒・喫煙・刺激性の強い食事を避けるべきである。 心配提示:生理期にワインや温酒を飲みたいという女性が多い。これは生理期に体温が0.3~0.4度低下するため、無意識に体を温めたいと考えるからである。この時期にワイン1~2杯は適切な量であり、それ以上は控えるべきである。 4. 栄養不足 月経来潮後、毎月一定量の血液が喪失するため、栄養を適度に増やすべきである。たんぱく質・ビタミン・鉄・カルシウムなどを補うべきである。生理期には卵・瘦肉・魚・豆製品・新鮮な野菜・果物などを積極的に摂取すべきである。暴飲暴食や偏食は避け、辛辣で陽気な食品を多量に摂取すると月経前期・月経過多になる。逆に、寒涼な生冷食品を多量に摂取すると生理痛・閉経・帯下症を引き起こす。 5. 性行為の継続 生理期は性行為を禁止すべきである。月経期間中、子宮内膜が剥離し、子宮腔に新しい創傷があるため、性行為により細菌が入り込み、生殖器の炎症を引き起こす可能性がある。また、経血量が増えるか、月経期間が延びる可能性がある。 6. 寒冷への暴露 生理期は保温に注意し、雨に打たれたり、水に浸かったり、泳いだりしないようにする。湿った場所や陰涼な場所、エアコンや扇風機の風道に座らないようにする。冷水で入浴したり、足を洗ったりしないようにする。そうしないと月経不順を引き起こす。 7. 坐浴 普段は坐浴が好きな人も多いが、生理期は子宮頸管がわずかに開いているため、汚染された水が子宮腔に流入しやすく、生殖器の炎症を引き起こす可能性がある。 8. 締め付けのズボンの着用 生理期間中に股上が小さく、ヒップサイズが小さいタイトなズボンを穿くと、局所の毛細血管が圧迫され、血行が悪くなり、会陰部の摩擦が増え、会陰部の充血・腫脹を引き起こし、泌尿生殖器感染症などの疾患を引き起こす可能性がある。 9. 高音で歌うこと 生理期は呼吸器粘膜が充血し、声帯も充血・腫脹している。高音で歌ったり大声で話したりすると、声帯筋が疲れやすくなる。 10. X線検査の実施 生殖可能な女性が月経前は排卵期にあるため、この時期にX線検査を行うと、卵細胞や受精卵にダメージを与え、胚の発育不良を引き起こし、出生後の先天異常・奇形・知能低下・肢端欠損などを引き起こす可能性がある。
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