近日は二十四節気の「清明」です。清明とは天が清らかで地が明るいという意味です。旧暦書には、「斗が丁に向く時を清明といい、万物が潔らかで清明となる。気清景明、万物が整っているため、名付けられた」とあります。今まさに冷気と暖気が交互に交錯する時期であり、徐々に暖かくなってきています。天気は晴れたり曇ったりと変化に富んでいます。体は湿気に悩まされ、四肢がだるくなることがあります。スープの调理においては、利水滲湿に加え、適度な補益も必要です。そのため、養血舒筋が最も重要です。特におすすめするのは—— 桑葚薏米鴿子スープ 桑葚薏米鴿子スープは利水滲湿、養血舒筋の効果があり、風を除き、痛みを止める効果も持ちます。刺激がなく、涼しくもなく、春の補益に最適なスープです。また血虚風痹(肩関節凝痛、上肢の麻痺、面色晦暗、頭暈、耳鳴りなど)の補助治療にも効果があります。 [材料]桑葚20g、薏米30g、白鴿1羽(約150~200g)、生姜2~3片。 桑葚は性質は微涼で、味は甘く、肝・腎経に入ります。養血滋陰、肝風を熄ぎ、腸を潤し、便通を促す効果があります。『新修本草』には「単独で摂取すると消渇を主治する」と記されています。薏米は性質は微寒で、味は甘・淡く、脾・腎・肺経に入ります。脾を健にし、水を利し、湿を除き、風湿を祛ぐ作用があります。『本草新編』には「最も水を利するが、真陰の気を消耗しない」と記されています。白鴿は性質は平で、味は甘く、肝・腎・肺経に入ります。気を補い、血を養い、肝腎を滋養する効果があります。『食医新境』には「消渇を治す、飲水量不足を改善する」と記されています。生姜は風を祛ぎ、腥臭を除き、脾胃を醒ます作用があります。これらの食材を組み合わせることで、利水滲湿、風を祛ぎ、痛みを止める、養血舒筋の効果が得られます。 [調理法]桑葚と薏米を水で洗い、少し浸しておく。白鴿は宰殺し、内臓を除き、洗浄。生姜とともに大きな炖盅に入れて、水1000ml(約3杯半)を加え、弱火で約2時間半煮る。適量の塩と少量の生油を加えて完成。2人分の量で、週3~4回が推奨されます。
|