豚のロース肉・玄米各50グラム、花椒・食塩・茴香・香油を適量使用。ロース肉を洗って細かく刻み、食塩・花椒・茴香・香油で和えておく。玄米を粥にして、粥が完成する直前に上記の材料を加え、肉が熟し、米が柔らかくなるまで煮る。1日2回。 豚のロース肉とは、豚の背中の瘦せた部分の肉で、結合組織が少なく、繊細で柔らかい質感を持ち、独特の臭いもなく、料理に使いやすい。タンパク質含量は約20%で、B群ビタミンや鉄分も豊富に含まれており、脂質は約8%程度である。 中医の古書によると、豚肉は甘咸で性質平和であり、陰を補い、乾燥を潤す効果がある。「本草備要」には、「豚肉は味わい深く、食べると腸胃を潤し、津液を生じ、体を豐かにし、肌を艶やかにする」とある。「随息居飲食譜」では、「腎液を補い、胃液を充実させ、肝腎を滋養し、肌を潤す」と述べられている。 この処方に含まれる豚のロース肉は陰血を補い、肌を潤す。玄米は脾を健やかにし、気を補う。花椒・茴香は味付けだけでなく、中を温め、虚弱を補う効果もある。全方で陰血を補い、中を補い、常時摂取すれば肌が滑らかで光沢を持つようになる。痰湿が体内に蓄積している人は服用しないこと。<補血方>
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