マッサージは美容院の特権ではない。毎晩帰宅後、お湯で気持ちよく足湯をし、パートナーの手が足裏・足背を押したり揉んだり引っ張ったり圧迫したりする。心身ともに完全にリラックスし、甘い夢に落ちる。これはとても素晴らしい享受ではないだろうか?実は、適切な足部マッサージは、免疫力を高め、関連疾患の予防・治療にも役立つ。 今回は、衛生部より「特技名医」と称号を授与された足療専門家・李副主任医師を招き、秋季に代表的な4つの疾患に対し、自宅で行える足部マッサージ「宝典」を紹介する。楽しみながら病気を防ぎ、健康を保とう。 宝典1:秋の乾燥による便秘・乾咳 便秘は主に大腸の蠕動運動不足に起因する。マッサージでは、足部の大腸反射区を刺激する。それは左右の足裏の踵寄りに、それぞれ門框形・直角形に分布している。また、内踝上約四指の肛門区も同様の効果を持つ。ただし、便秘は実証であるため、「実則泻之(実証は瀉法で治療)」の原則に従い、マッサージは強く行うべきである。 キーポイント:大腸、肛門 咳嗽の治療は、肺・気管支反射区を刺激することが第一。上身リンパ腺は消炎作用があり、副腎皮質ホルモンは咳止め・消炎・アレルギー抑制に効果的。秋の乾燥は腎が調節するため、これらはマッサージ時の重点反射区となる。 キーポイント:肺、気管支、上身リンパ腺、副腎、腎 宝典2:不眠・神経虚弱 両足の後ろかかとには不眠点がある。心は神門を司り、心と小腸は表裏関係にある。腹腔神経も神経緊張に影響を与えるため、心・小腸・腹腔反射区も刺激すべきである。 キーポイント:骨盤腔、心、小腸、腹腔 宝典3:疲労・腰痛・背中の痛み 腎・輸尿管・膀胱は乳酸の排泄を促進する。乳酸は疲労の主因である。頸椎・腰椎・胸椎の異常は直接腰痛・背中の痛みを引き起こす。副甲状腺はカルシウム代謝を調節し、筋肉・神経の興奮を促進する。 キーポイント:腎・輸尿管、頸椎、腰椎、胸椎、副甲状腺 宝典4:秋季風邪 秋季風邪は主に肺・鼻・喉頭などの呼吸器に損傷を与える。 キーポイント:肺、気管支、鼻、喉頭、気管 備忘メモ マッサージ前には、お湯で足湯をすることを推奨。冷えたらお湯を足す。30分ほど続ける。もし特定の疾患に効果的な漢方薬を加えれば、さらに効果的になる。不眠患者は、足湯で血液を下行させ、睡眠を促進するので、長く浸かるのが良い。 マッサージの強さは人や病状によって異なる。痛みは避けられない。痛みが強い場合は軽くしてもよいが、病気の主要ポイントを刺激する際には痛みは必須である。 マッサージ後は水分を多めに摂取し、代謝産物の排泄を助ける。 禁忌時間:食後1時間以内はマッサージしない。 禁忌対象:急性心筋梗塞・急性心不全の患者は足マッサージを禁ずる。また、妊婦は慎重に行い、高齢者の場合は刺激を軽くする。
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