志を高く持つ 人生においては、遠大な抱負を持つ必要がある。庸碌に暮らして、一日和尚一日鐘を打つような生活をしてはならない。終日飽食して何もしないような日々は避けるべきである。したがって、養生の第一歩は「志を持つ」ことである。志を持つとは、健康な心、高尚な理想、道徳的情操を持つこと。社会に有益な貢献を目指し、信念を築き、生活に自信と希望、楽しみを持つことである。これは誰もが生活の土台と精神の柱となる。 遠大な抱負と積極的な進取心は、健康を保ち、病気を防ぐ養生効果を持つ。人的な進取心とは、自分が達成しようとする目標を設定する際に行われる様々な心理活動の総称である。人が堅く、誠実な信念を持つと、神経活動を通じて体内ホルモンの分泌を刺激し、情緒が高揚し、心胸が広くなり、免疫機能が強化され、抵抗力が高まる。これは自然に健康に有利である。古今東西の多くの科学者たちは、長寿者が多い。彼らの共通点は、自分の仕事に愛着を持ち、社会への貢献を誇りに感じ、専門に志を置き、勤勉に頭を使い、心胸が広く、宁静を保ち、生活を適切に管理していることである。彼らは事業で成功しただけでなく、寿命も一般の人より長い。 したがって、信念を固め、自信を持ち、自分の力量に応じて行動し、精神的・心理的に良好な状態を保つことは、科学的な養生保健に欠かせない要素である。我国南北朝時代の学者・著名教育家・顔之推は、「道を行い世を利する」「身を修めて進む」と述べ、まさにこの道理を示している。
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