出游して心を悦ばせる 唐代の詩人・常建は、「朝早く古寺に入り、初日の光が高い村を照らし、曲がりくねった小道が幽玄な処へ通じ、禅房は花木に深く囲まれている。山の光が鳥の性を喜ばせ、潭の影が人心を空にする。万物が静寂に包まれ、ただ鐘と磬の音が聞こえる」と詠んだ。人々が自然の怀抱に身を委ねるとき、曲がりくねった小道、幽雅な環境、新鮮な山光水色、多様な花木に透ける明るい日差し、潭に浮かぶ波紋とその影は、自然に人々の心の雑念を洗い流し、悩みがたちまち消え、喜びに満ちた心が生まれる。自然に「鳥性を悦ばせ」かつ「人性を悦ばせ」、かつ「人心を空にし」かつ「人心を悦ばせる」境地に達するのである。 外出は心理的緊張を緩和し、心身の健康を促進する。四季を通じて行うことができる。まるで散歩精神法と類似しており、「時期の寒暖を考慮し」「四時の中で気候が穏やかな月を選ぶ」ことで、山や川を巡る最適な時期を決め、それこそ悠哉妙哉である。
|