養徳を重んじる 養生の道を講じるには、道徳修养を重視しなければならない。養生の貴は心を養うことにあるが、心を養う第一歩は徳を養うことである。古代の学者はすでに「仁者寿」という理論を提唱している。孔子は『中庸』で「修生以道、修道以仁」と言い、「大徳必得其寿」と述べている。すなわち、高尚な道徳修養を持つ者だけが高寿を得られるのである。 良好な道徳感情は、心の健康の重要な標識である。他人に対して友好で、助けようとする姿勢は、養生の重要な環である。『孫真人衛生歌』には、「世人欲識衛生道、喜楽有常嗔怒少、心誠意正思慮除、順理修身去煩惱」とある。これは修身養性の真諦である。唐代の名医孫思邈は、名声や利益に誘惑されず、医道に献身し、大衆の苦痛を救った。患者からの出診依頼には、自分の吉凶安危を気にせずに、昼夜問わず、寒暑問わず、飢えや疲れを顧みず、「一心赴救」する。また、地位の高低、貴賤貧富に関係なく、恩怨親疏を念じず、一律に接した。彼は仕事においても労苦を厭わず、医学研究においても怠らず、古稀の年齢で『千金要方』を著し、百歳を超えてなお思考が敏捷で、老いもせず、『千金翼方』を完成させ、102歳で逝去した。これに対し、道徳修養に欠ける者、特に名声や利益の鎖に縛られている者は、細かいことにこだわり、得失を気にし、未だ老いないうちに早々と衰えてしまう。当然、「仁寿の域」に到達するのは難しい。
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