猪足を食べると神経衰弱を予防・改善できる 猪足は人々が好む栄養豊富な食品である。中医学では、猪足は性質が平和で、味は甘咸である。虚弱を補い、腎精を満たし、膝を強化する効果がある。現代栄養学の研究によると、猪足には多くのタンパク質、脂質、炭水化物およびカルシウム、リン、マグネシウム、鉄、そしてビタミンA、D、E、Kなどの有益な成分が含まれている。特に豊富なコラーゲンタンパク質は、高齢者の神経衰弱(不眠症)などに良好な治療効果がある。 猪足に含まれるコラーゲンタンパク質は多数のアミノ酸から構成されており、3つのアミノ酸のうち1つがグリシンである。猪足を摂取すると、小腸でコラーゲンタンパク質が大量のグリシンアミノ酸に分解される。このアミノ酸は体内でコラーゲンの合成に参加するだけでなく、脳細胞の中では中枢神経抑制性伝達物質として働き、中枢神経の鎮静作用をもたらす。そのため、猪足を摂取することは中枢神経の過度な興奮を軽減し、不安状態や神経衰弱、不眠症などの改善に寄与する。また、グリシンは脊髄の中間神経細胞にも存在する。中間神経細胞が破壊されたとき、グリシンの補給は必須である。グリシンは脊髄運動神経細胞および中間神経細胞の興奮性を抑制し、脊髄神経細胞の超極化を引き起こす。したがって、グリシンを豊富に含む猪足を摂取することは、正常な中間神経細胞の機能活動を調整する上で積極的な効果がある。猪足に含まれるグリシンが中枢神経に鎮静作用を持つため、一部の人々はふくらはぎの痙攣やしびれ、あるいは特定の薬剤による痙攣現象が起きることがあり、猪足湯を定期的に摂取することで治療や緩和効果が得られる。 ただし、猪足は脂質が多いので、動脈硬化や高血圧の人は控えめに摂取するのが望ましい。痰が多かったり、食滞がある人も注意して摂取すべきである。
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