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中医「望聞問切」の技巧付き

医師:中山一院中医科准教授 秦鑒 取材:記者邱瑞賢 通訊員陳起坤
中医を受診する際、皆さんは「望・聞・問・切」を重視していると知っている。しかし、臨床経験から言えば、もし「看病が上手な」患者が適切に協力してくれれば、中医診断はより正確かつ迅速になる。これらの看病のテクニックや細部を軽視してはならない。中医にとって、口紅の層や香水の滴さえも誤診を招くことがある。
「望」:口紅を塗らない、舌面を掻かない
「望診」は医師が視覚を通じて診断に関連する情報を得ることを意味する。自覚的または無意識的に自分の表象を隠すことは、医師の望診結果に影響を与え、誤診を引き起こす。現代の化粧技術は非常に高度で、偽物を本物に見せることができる。例えば、萎黄の顔色は脾虚証の表現だが、化粧によって赤潤な顔色になると、医師は正しく診断できなくなる。口紅は陽虚で唇色が白い患者を、气血調和の「普通の人」と見せてしまう。受診前に化粧をしないで、医師に本当の自分を見せることが診断に役立つ。
「舌診」は中医望診の重要な部分である。医師は患者の真实的な舌苔・舌色を見たい。一部の患者は朝歯を磨くときに歯ブラシで舌面を一生懸命掻いて、きれいな舌を見せようとするが、これにより病状が見えにくくなり、診断が不正確になる。舌苔の色は異なる病証を示す。黄色の舌苔は熱証、灰黒で潤った舌苔は寒証である。患者が受診前にオレンジジュースを一缶飲んだり、濃いコーヒーを飲んだりすると、舌苔が黄色や灰黒に染まり、熱証や寒証の誤診が生じる可能性がある。
また、舌診時には、多くの患者が舌を長く尖らせて伸ばす。これは医師に全面的に見せようとするためだが、舌の色に関係なく、伸ばしすぎると熱証の赤舌象になってしまう。舌を出すときは自然に、舌面を充分に展開し、舌の1/3程度を口外に出すのが適切である。
「聞」:ガムを噛まない、咳を抑えない
「聞診」は医師が患者が発する匂いと音声を判断して疾病を診断することを意味する。香水やガムは患者の匂いを掩う。また、患者の声の強さなども疾病的な診断に有用である。故意に声を大きくしたり、小さくしたり、咳を我慢したりするのは避けるべきである。咳病を診察する際、医師に聞こえないように大声で咳をするのも、我慢して涙を流すのも不適切である。
患者は、医師が職業倫理に基づきすべての患者に平等に対応するという点を認識すべきである。しかし、不潔な身体の匂いは誰にも好まれない。酒臭、ニンニクの匂いなども含まれる。
「問」:「熱気」「よく虚」などとぼんやり言わない
「問診」は医師が患者の訴えを聴取する診断方法である。重点を明確にし、単に「熱気」「消化不良」「全身不快」「とても虚」などとぼんやり答えるのは避けるべきである。
医師がどこが不調か、または何を助けたいか尋ねたとき、頭痛、全身乏力など臨床症状や発熱、皮疹などの客観的所見を正確に描写すべきである。医師がその症状がどれくらいの期間続いているか尋ねたとき、多くの広州の患者は病状の長さに関わらず同じ言葉で答える。「好耐(ずっと)」。再び尋ねても「好耐」と言い続け、年・月・日を明確に述べようとしない。本当に困る。
上記の主訴を述べた後、疾患の発生・発展・変化・治療経過・用药状況・治療結果を簡明かつ正確に伝えるべきである。形容詞を多用しない。既往病歴、家族病歴、個人の特殊事情(薬物アレルギー、特別な嗜好など)も適宜医師に伝えるべきである。女性患者は必要に応じて月経・妊娠状況を補足する。
医師がさらに質問した場合、客観的事実に従って誠実に答える。時々「はい」や「ない」だけで十分である。高齢者の記憶力低下や複雑な病情の患者は、病状を紙に書き出しておくことも有効な手段である。
「切」:受診前に急走しない、ワンピースを着ない
最後は「切診」。主に脈を診たり、全身の部位を触診することを指す。急走は脈象に影響を与える。診察前に数分間診察室で休息するのが望ましい。脈を診る際は均等な呼吸をし、筋肉をリラックスさせる。また、一部の検査では胸部・腹部を触診する必要があるため、女性患者はワンピースを着ない方が検査がしやすい。

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