真夏の酷暑期に、乳児や幼児に長期的な発熱を伴う病気がよく見られる。これを「夏熱」と呼び、6ヶ月から3歳の乳児に最も多く見られる。乳児の神経系は未発達で、体温調節機能が弱く、汗腺の機能も不完全なため、汗をうまく排出できず、熱を逃がすことができず、夏の猛暑環境に適応できずに発熱が長期間続く。 夏熱にかかった乳児は、発熱が持続し、天気が暑いほど体温が高くなる。一般的には2ヶ月ほど発熱が続き、のどの渇き・多飲・食欲不振・汗が少ないといった症状が伴う。これが悪化すると体温がさらに上昇する。治療しない場合、秋になってからようやく治る。 ここではいくつかの食療粥を紹介する。 蓮葉冬瓜粥:新鮮な蓮葉2枚を洗い、500ml程度の湯を煎じ、濾して汁を取っておく。冬瓜250gを皮を剥き、小片に切り、蓮葉汁と玄米30gを加えて、薄粥に煮る。砂糖を適量加え、朝晩に服用する。冬瓜は清熱生津・利水止渇の効能があり、蓮葉は清熱解暑の効果がある。発熱が持続し、のどの渇き・尿の減少がある患儿に適している。 蚕茧山豆粥:蚕茧10個、红枣10個、山薬30g、糯米30g、砂糖適量。まず蚕茧を500mlの湯に煎じ、濾して液を取る。次に红枣の核を取り除き、山薬・玄米を加えて薄粥に煮る。朝晩1回ずつ服用する。蚕茧は渇きを止めて毒素を解毒する効果があり、山薬・红枣は脾を健やかにし、胃を和らげる。低熱・疲労感・食欲不振・下痢のある患儿に適している。 益気清暑粥:西洋参1g、北沙参10g、石斛10g、知母5g、玄米30g。まず北沙参・石斛・知母を布袋に入れて水で30分煎じ、滓を除き、汁を取っておく。西洋参を粉末にし、玄米とともに薬汁に加えて粥に煮る。砂糖で味を調える。朝晩に服用する。西洋参は気を補い陰を養う。北沙参・石斛・知母は陰を養い熱を清め、渇きを止める。発熱が持続し、のどの渇き・無汗または少汗の患儿に適している。
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