赤ちゃんの食事問題は親にとって最も心配なことである。少しでも食べないことがあれば、すぐに成長が遅れるか、病気にかかっているのではないかと心配してしまう。しかし、赤ちゃんの食事問題の主な「責任者」は赤ちゃんではなく、親自身である。親は自らの育児方法に問題がないか、見直す必要がある。 専門家は、日常生活中、親が赤ちゃんの食事に関して4つの認識の誤りがあると指摘している。 誤解①:食欲不振=厭食と誤認 医学的に赤ちゃんの厭食症の診断基準は以下の通り: 1. 嫌悪期間:6ヶ月以上(含む)。 2. 食事量:タンパク質・エネルギーの摂取量が推奨量の70%~75%未満;ミネラルおよびビタミンの摂取量が推奨量の5%未満;3歳未満の赤ちゃんは1日あたり穀物類の摂取量が50g未満。 3. 成長発育:身長・体重が同年代の平均以下(遺伝的要因を除く);嫌悪期間中に身長・体重が増加していない。 4. 味覚の鋭敏度低下、舌の菌状乳頭の肥大または萎縮。 5. 一般的な嫌悪期間は2週間以上継続する。 このように、多くの赤ちゃんの食事問題は「厭食」とは言えないし、「厭食症」とも言えない。 誤解②:たまに特定の食品を食べない=偏食 赤ちゃんが特定の食品を食べないのは、さまざまな理由がある。例えば、味が合わない、色が魅力的でないなど。また、ある食品を初めて食べたときに少量しか食べなかったため、親がその食品を嫌っていると判断し、それ以降購入しなくなる。その結果、赤ちゃんがその食品を食べない習慣が定着する。 日本の大多数の家庭では穀物中心の食事だが、赤ちゃんの食事も親の食習慣に影響されることが多い。親が特定の食品を偏食している場合、赤ちゃんの食事構成にも影響を与える。 誤解③:赤ちゃんの食事量は当然大きくなるべき 年齢が進むにつれて、赤ちゃんの食事量は大きくなる。今日は多く食べ、明日は少なく食べるのは正常である。短期間で食欲が低下する原因は以下の通り: 1. 病気のとき、例えば風邪の場合、食事量が減少する。 2. 胃が冷えたり、冷たいものを多量に摂取すると、食事をしたくなくなる。 3. 食物過多または高カロリー食品の過剰摂取により、積食が生じる。 4. 運動後に一時的に食欲が低下し、まったく食べたくなくなる。 誤解④:強制と誘惑が良い方法だと思ってしまう 赤ちゃんが食事を拒否したり、特定の食品を食べたくないときは、一部の親は強制的な手段を採り、「填鴨式」に口の中に押し込む。また、一部の親は誘惑を使う。例:「食べ終わったら、ママが公園に連れて行くよ」「もう一口だけ食べたら、パパがおもちゃを買ってあげるよ」。 赤ちゃんが食事を拒否したときに強制するのは、目的を達成できないばかりでなく、逆反心理を助長する可能性がある。時には、ほんの少しでもよく食べてくれたときに褒めるなどの励ましを用いることで、気持ちを高揚させ、食欲を向上させる効果がある。しかし、頻繁に誘惑を使うと効果が薄れる。
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