[原料]玉竹50g、豚心500g、生姜、ねぎ、花椒、塩、砂糖、味の素、香油適量。 [製法]1. 玉竹を洗い、節に切り、少し水で湿らせて2回煎じ、薬液800mlを抽出する。 2. 豚心を割って血液を洗い流し、薬液、生姜、ねぎ、花椒とともに中火で煮、豚心が六分程度熟すまで煮る。その後取り出し、冷ましておく。 3. 冷ました豚心を調味液鍋に入れ、弱火で完全に煮詰め、浮き沫を拭き取る。鍋に調味液を適量加え、塩、砂糖、味の素、香油を加えて加熱し濃厚な調味液にする。これを豚心の表面内外に均等に塗れば完成。 [用法]1日2回、食事と一緒に摂取。 [効能]精神を安定させ心を落ち着かせる。陰を養い津液を生成する。 [主治]冠動脈性心疾患、不整脈、熱病による陰傷による乾咳・渇き。 [按語]玉竹は甘く平和で柔らかな性質で、陰を滋養し肺を潤し、津液を生成し胃を養う。肺・胃の陰虚による乾燥熱状態に効果的。効果は緩やかだが、脂ぎった感じや邪を閉じ込める作用はない。乾咳・粘痰、陰虚による労嗽に適し、陰虚による外感発熱・咳嗽・喉の痛み・渇きにも使用できる。また、熱により胃陰が傷ついた舌乾・食欲不振、糖尿病(消渴)にも効果がある。ただし効果が緩やかなので、用量は多めにとることが望ましい。
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