適切な睡眠は高齢者の長寿の秘訣であり、以下の三点に注意が必要である:十分な睡眠、質の良い睡眠、暖かさの保持。 1. 少寐(睡眠不足)は高齢者の大敵であるため、まず「十分な睡眠」を確保する必要がある。高齢者の睡眠時間には個人差が大きく、一律の数字で表すことは難しい。ただし、起床後に全身が快適で疲労感が消失し、精力が回復していることが基準となる。季節に応じて規則的に調整する:春・夏は遅く寝早起き、秋は早く寝早起き、冬は早く寝遅起きとする。また、座って仮眠を取る、昼寝をする、目を閉じて安静にするといった方法で、有効な睡眠時間を補完する。 2. 高齢者は寝付きにくい、容易に目覚める傾向があるため、「質の良い睡眠」を得るために対策が必要である。たとえば、就寝前に温水で足を洗う、心を静めるなどである。 3. 高齢者の睡眠は保温に注意する。綿布で作った腹巻きでへその周りを保護し、乾姜、肉桂、麝香などの温性薬を内に詰める。夏でも外さなくてもよい。高齢者は气血が不足しており、就寝中に肩首の覆いが不十分になりがちであるため、保温用のカーディガンを着用し、肩首・首・背中を守ることで、肩関節周囲炎や頸椎症の予防ができる。 <失眠>
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