盛夏が到来し、小学生・中学生も夏休みを迎える。1学期の緊張した学習から解放され、休息・体力・精力の回復のチャンスを得る。しかし、夏休みの過ごし方を工夫しないと、逆に休息どころか、深刻な「夏休み症候群」を引き起こす可能性がある。概ね以下の3種類に分けられる: 「三電」自閉症 コンピュータ、テレビ、電子ゲーム機の略称「三電」。炎熱の夏に、一部の子どもたちにとっては一日中付き添うパートナーとなる。多くの生徒がテレビやコンピュータの前に6~7時間座り続ける。そうするとすぐに目が乾き、痛み、頭痛を感じ始め、典型的な「画面症」である。この症例の軽いケースでは精神がぼんやりし、話が少なく、屋内でテレビやネットばかりを見たいが、外出したくない。最も深刻な「荧屏病」は心理障害であり、焦燥感や攻撃行動を引き起こす。例えば、オンラインゲームは暴力的な殺し合いが多いが、ゲーム内容の影響を受け、長時間の緊張状態にさらされることで、子どもは気づかないうちに焦燥感を覚え、家族との一言一句の不一致でも激しく言い争うことがある。夏休みは、小学生・中学生が「三電」自閉症傾向を示す高発時期である。 補習疲れ症 夏休みが近づくと、各種補習班が相次いで登場する。望子成龙・望女成鳳の親たちも、絵画、書道、ダンス、声楽、楽器などのクラスを多く取り入れたいと考える。夏休みが始まる前から、親たちは情報を探し回り、特技班を探す。朝はダンス、昼は絵画と安排される。ある子どもは1つの夏休みに7つのクラスに通い、月曜から日曜まで、コンピュータ班、英語班、作文班、算数オリンピック班、絵画班、書道班などに通い、日曜日も休めない。 そのため、一部の小学生・中学生は「休みは学校より辛い!」と嘆いている。昨年の夏休み、ある小学生が耐えきれず、重度の神経衰弱にかかり、休学せざるを得なかった。 子どもが「大人病」にかかる 現在、大都市では、高脂血症、高血圧、脂肪肝などの「大人病」にかかっている子どもが増加している。全体としては子どもの比率は低いが、近年は増加傾向にあり、無視できない問題である。 子どもがこれらの「大人病」にかかる主な原因は「肥満」である。夏休み期間中、多くの子どもが食事の節制がなく、栄養過剰になりやすいため、こうした大人病と縁を結びやすい。また、スイーツや洋食の高脂肪・高糖分は、成人病の発症条件を提供している。さらに運動不足も原因の一つである。学習負荷が重く、学習時間が長いため、体育運動を疎かにし、体質が低下し、頸椎病、胃病なども発症する。 「夏休み病」の予防と楽しい休暇の過ごし方 医学専門家は、まず子どもに積極的な休息を促すことの重要性を強調している。例えば旅行、スポーツ運動、各種夏期キャンプへの参加、面白い副読本の読書などである。同時に、親はテレビ、コンピュータ、ゲームの使用時間を制限し、1回の視聴・インターネット利用時間は2時間以内に留めるべきである。 次に、子どもに良い食習慣を身につけさせる。家庭の食事構造を改善し、野菜・果物・雑穀を多く摂り、適度なタンパク質を摂取する。1日3回の食事で栄養をバランスよく摂取し、栄養不足や偏りを避ける。 第三に、子どもの学習負荷を減らし、規則正しい生活をし、十分な睡眠を確保する。現代医学では、睡眠は保護的な措置であり、免疫機能を高め、体の休養・精神調整・エネルギー蓄積の重要な手段である。長時間の睡眠不足は、人体の生物時計を乱し、子ども・青少年の成長発育に悪影響を与える。 結局、夏休みの本来の目的は「休暇」である。教師は親に子どもたちの夏休み生活を適切に計画するよう呼びかけるべきであり、起居の整い、栄養の適切さ、張弛のバランスを保ち、休暇を本当に子どもたちの「幸せな時間」にしなければならない。
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