足部マッサージは、伝統中医の宝庫の中でも優れた理療・健康法である。医学典籍には「人には足がある。木には根があるように、木が枯れるとき、根が先に尽きる。人間が老いるとき、足が先に衰える」と記されている。そのため、数千年前から中医は両足の鍛錬とケアを重視し、足浴・マッサージ(足療)によって病気を予防・治療してきた。 中医の健康理論には、「一年四季足浴:春は足を洗い、陽を開き、脱力防止;夏は足を洗い、暑気を除く;秋は足を洗い、肺を潤し、腸を湿らせる;冬は足を洗い、丹田を温める」という記述があり、これは中药足療の効能を象徴的に表している。 現代科学研究によれば、人の足には各臓器・器官に対応する反射区(ツボ)が存在し、これらの反射区を刺激することで、血行を促進し、内分泌系を調整し、臓器機能を強化し、自己保健効果を得られる。 中国には「熱湯で足を洗えば、補薬よりも効果がある」という古話がある。毎日15分ほど足浴すれば、健康効果が得られる。 足を約40℃の熱湯に15~20分浸すと、頭痛が著しく軽減される。これは足の血管が拡張し、頭部の血液が足へ移動することで、脳への充血が相対的に減少し、頭痛が緩和されるためである。 風邪や発熱による頭痛の場合、熱湯足浴は発熱を下げる効果もある。 さらに、足浴中に涌泉穴を手でマッサージしたり、足の母趾の後方外側にある太衝穴を押すと、血圧を低下させる効果も期待できる。 また、継続的な熱湯足浴は、広範な用途を持つ。関節リウマチ、胃腸疾患、不眠症、頭痛、風邪などの全身疾患、脊髄損傷、脳外傷、脳卒中、腰椎間板ヘルニア、腎臓病、糖尿病などの重病後の回復治療にも用いられる。 したがって、科学的な足療を継続することは、現代都市人に多い職業病の緩和に、非常に効果的である。
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