[材料] 熟附子10グラム、生姜100グラム、犬肉500グラム。 [製法] 犬肉を洗い、一口大に切る。生姜は薄切りにしておく。最初に砂鍋に水を加えて犬肉を煨燉し、沸騰後、生姜のスライス、熟附子、精塩、生油、酒、五香八角、葱段などを加え、約2時間ほど煮詰め、犬肉が柔らかくなるまで煮る。 [食べ方] 食事の副菜として食べる。 [効能] 陽を温め、寒を散らし、寒痰を温化する。 [主治] 陽虚型老年慢性気管支炎。特に寒痰が肺に伏在している老年慢性気管支炎患者に特に適している。 [按語] 附子は辛熱で燥烈な性味を持ち、陽を温め、寒を散らす力が強い。生姜は辛味で、開き、発散作用があり、痰を化す効果が顕著。特に咳で痰が多く、質が清稀な場合に適している。犬肉は壮陽補腎の優れた食材。腎陽虚弱の老慢支患者は冬期に犬肉で補うことで根本的な治療が可能となる。附子、生姜、犬肉を一緒に煮ることで、味が非常に美味しく、腎を温め、寒を散らし、陽を壮え、痰を化す効果が顕著である。冬春の寒冷な季節が本食療方の最適な服用時期である。夏秋は慎重に使用すべき。陰虚内熱の咳喘患者は本食療方を禁忌とする。
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