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推拿マッサージで風邪を治す

冬春の移行期にかけて、風邪の患者が再び増えている。現在市販されている風邪薬は多岐にわたり、患者が選ぶ際に迷ってしまう。しかし、普通風邪のような一般的な疾患は、中医の推拿マッサージでも良好な効果が得られる。
普通風邪の臨床症状は、鼻づまり、鼻水、くしゃみ、頭痛、発熱など。一般的に、風邪は風邪邪気が体に侵入することで起こり、病程は短く、治りやすい。冬春期には寒邪が加わることが多く、無汗、頭痛、清鼻水、喉の痒み、咳、白い薄い痰、衣服を着ても冷たいと感じるなどの風寒型風邪の症状が現れる。また、風寒が放置され、病邪が熱化した場合、発熱が強い、汗が出る、頭が張る、喉の腫れ、黄色い鼻水、咳、濃い黄色い痰などの症状が現れる。これが化熱型普通風邪である。
経穴選択
風寒型は風を除き、寒を散らし、表を解く。足太陽膀胱経、手太陰肺経、手陽明大腸経、督脈、任脈の経穴を選び、関連経穴を併用する。経穴には中府、風門、風池、風府、肺俞、合谷、太陽、迎香、肩井、印堂がある。
化熱型は風を疏し、熱を散らし、表を解く。大椎、曲池、天突、膻中などを加える。
基本操作法
風寒型:印堂、太陽、迎香を按揉し、前額を分抹し、合谷、外関を拿按し、体が汗をかく程度まで行う。その後、風池、肩井を強く捏圧し、中府、風門、風池、肺俞(各1〜2分)を順に按揉する。その後、上背部を1〜2分按揉し、手太陰肺経と手陽明大腸経を1〜2回捏圧する。
化熱型:印堂、太陽、迎香を按揉し、前額を分抹し、肩部から手陽明大腸経と手太陰肺経を指先まで拿揉1〜2回。特に曲池、尺澤、外関、合谷、魚際を重点的に按揉し、風池を拿揉し、中府、天突、膻中を着力して按揉し、肩井を捏圧し、上背部を1〜2分按摩し、大椎、肺俞(各1〜2分)を点按する。上背部から両肩まで5回拍打し、督脈と膀胱経を上背部から腰部へ5回拍打する。
治療原理
風寒型:印堂、迎香を按揉し、前額を分推することで、頭痛を止めて鼻を通りやすくする。肺俞と中府(肺の募穴、手・足太陰経の交会穴)を按揉するのは、俞募相配であり、肺を宣散し、表を解き、咳を止めて鼻づまりを除去する。風門(足太陽経と督脈の交会穴)を按揉すると、風を散らし、咳を止めて熱を除き、頭痛・項強を緩和する。風門、風池(足少陽・陽維の会)、肩井(足少陽・陽維の会)を按揉・拿圧すると、表を解き、寒を散らし、頭・項の痛みを和らげる。合谷(手陽明経の原穴)、外関(八脈交会穴)を按揉すると、風を疏し、熱を散らし、筋をほぐし、血を巡らせ、表を解く力を強化する。
化熱型:大椎(諸陽之会)を点按すると、三陽経の気を宣通させ、優れた解熱作用を持つ。風池を按揉すると、風を疏し、熱を散らし、表を解く。曲池(手陽明経の合穴)、合谷は肺熱を瀉し、咳を除き、喉の腫れを消除する。膻中(手・足陽明経の交会穴)、天突(陰維・任脈の会)は咳を止めて、喉の腫れを除去する。
中医の推拿マッサージは、上記の普通風邪に対して、軽症の場合3〜4回で完治する。操作時には風寒を避けること。また、食事・生活習慣においても防寒・保温に注意し、水分を多めに摂取し、過度の労働を避けること。マッサージ治療は一般的に副作用がないため、子供、高齢者、妊娠準備中の人に特に適している。妊娠中の場合は、医師の指導のもと、合谷などの経穴を除外することができる。

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