冬青子酒 [薬物組成] 女貞子一斗五升 糯米三斗 [機能主治] 肝腎を滋養し、目を明かし、鬚を黒くし、寿命を延ばす。肝腎陰虚、腰痛、頭暈耳鳴、早白髪、視力低下などの症状に適する。 [用法用量] 适量に飲む。 [製法] 上記の薬材を混ぜて蒸かし、酒曲で酒を造る。または冷浸法に変更し、適量の女貞子を酒に浸して七日後に使用する。 [資料来歴] 明・『医便』 按:中薬には二種類の冬青子がある。名前は同じだが実際は異なる。一種は木樨科の女貞の果実であり、この薬はよく「女貞子」と呼ばれる。もう一種は冬青科の冬青の果実である。前者は甘苦で性涼で、清補の薬として、陰を補い、腎を養い、目を明かす効果がある。後者は同様に甘苦で性涼だが、風を祛ぎ、虚を補う効果がある。両者とも薬酒の製造に使える。本方の冬青子酒は、木樨科の女貞の果実、すなわち女貞子を使用している。現代の薬理研究によれば、女貞子に含まれる柳得洛苷は疲労回復作用があり、女貞子のアルコール製剤は化学療法時の白血球減少を顕著に抑制し、白血球を増加させる作用がある。また女貞子は心臓冠状動脈血流量を増加させ、ある程度の抗癌作用もある。『医便』の冬青子酒の補益延年作用は、女貞子のこれらの薬理作用と関係がある。
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