天門冬地黄酒—元名「天門冬酒」 [薬物组成] 天門冬五升(心を取り除き、搾汁し、弱火で稀餡状に煎じる) 湿荆(二十五束、三尺の直径で各長さ二尺五寸。中心を火で焼き、両端から湯一升半を採取し、七合まで煎じる) 青竹(三十束、各束三尺の直径で長さ二尺五寸。中心を火で焼き、両端から湯三升を採取し、一升半まで煎じる) 生地(粗大なものを五升、洗って乾燥させ、搾汁三升、一升半まで煎じる) 生五加皮(三十斤、洗って乾燥させ、大釜に粗く刻み、水四石で煮て五斗まで減らし、滓を除き澄めて汁をとり、銅器に盛り、大釜で重湯で三斗五升まで煎じる。前四種の汁と合わせ均等にする) 白糯米一石五斗、曲(曝干して粉にする)八斤 [機能主治] 足気疼痛を治療する。 [用法用量] 1回四合、微温で飲む。1日2回。徐々に半盞まで増量し、効果を感じるまでとする。 [製法] 上記の薬汁六升を曲末に浸し、5日後に曲中に泡立ち第一酸が発生する。米七斗を清浄に洗い二十遍行い、清浄な席に置き、生布で絞って乾燥させ、甑に入れて醸す。以前の薬汁を清浄な盆に移し、飯と均等に混ぜ、加熱し、通常の酒造りの方法で、清浄な甕に密封する。3日後、第二酸が発生する。再び米四斗を洗い、同様の方法で蒸炊後、温度が体に似た暖かさになるまで放置し、前の酒甕に投入し、又3日後、後段の薬材を投入する。 桂(粗皮を除く) 甘草(炙る) 白芷 当帰(切って焙煎) 芎勞 麻黄(根節を除く) 各六両 干姜(焼成) 五加皮(炙る) 各一斤 附子(焼裂し、皮と脐を除く)五両 牛膝(苗を除き、刻む)九両 白糯米(清浄に洗い、乾燥)四斗 以上の十一味を除く米以外、すべて米粒程度に砕き、米と混ぜ、甑に入れて長時間蒸し、極めて熟すまで蒸す。傾出して摊め、体温に似た温度になるまで待つ。その後、煎酒甕に投入し、3日後、少量試飲する。中味が適切であれば甕頭を密封し、さらに半月経過後、清酒を圧搾し、不津器に貯める。 [注意事項] この酒は温めて飲むのみ。過熱してはならない。 [資料来源] 宋・『聖濟総録』
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