江南地方では冬至節前(正確には立冬から準備開始)に、老病患者が冬の期間にかけて膏滋(濃厚な滋養剤)を摂取し、立春まで約3ヶ月間続けることが習慣となっている。これにより体力強化に大きな効果があり、「冬三月、此謂閉蔵(冬の三か月は閉蔵の季節)」という理論にも合致する。膏滋の作り方とは?たとえば、老人が普段から気血陰陽の不足があり、軽度の脳萎縮(記憶力低下、高血圧、冠動脈疾患、高脂血症、動脈硬化などの症状あり)があるが、日常生活は自立している場合、老医師は「首烏延寿丹」をベースに膏方を処方することができる。材料:何首烏20g、生地黄30g、桑椹30g、女貞子15g、旱蓮草15g、黒芝麻30g、菟絲子20g、懐牛膝15g、桑葉15g、金银花10g、莶草30g、補骨脂15g、金桜子10g。製法:上記の精製生薬を選び、30分〜1時間ほど浸透させ、煎じて3回繰り返す。湯薬と同じように煎じ、ろ過・絞り出し、汁を濃縮して膏状にする。紙の吸水性が低い(水を広げない)状態になるまで濃縮する。膏を仕上げる際は、清膏1部に対して氷糖または蜂蜜(煉ったもの)1/4部を加える。一般的には10斤の清膏に対し、2.5斤の氷糖または蜂蜜を加える。服用方法:1回1食匙(約15ml)、1日2回、食後に服用。保存方法:保存用容器は蓋付きの磁器瓶を使用し、洗浄後、小火で乾燥させる。膏液を入れ、一時的に蓋をしない(水蒸気が中に滴り込むのを防ぐため)。少し冷めてから、ガーゼをかけて一晩置き、翌日蓋をする。長期保存が必要な場合は容器を密封し、乾燥・陰涼・光を避ける通風環境に保管し、冷却・防湿対策を行う。
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