[原料]新鮮無花果30グラム、粳米50グラム、氷糖適量。 [做法]粳米を洗って通常の方法で粥を作る。粥がほぼ完成したときに皮を剥いた無花果を加えて少し煮、氷糖を加えて完成させる。 [用法]食事の補助として食べ、20日間連続摂取。 [作用]肺を潤し毒を解く。初期肺癌の予防・治療、咽頭痛、咳、下痢、痔などに用いる。 [評注]無花果は甘酸味で平性、無毒。脾を強化し肺を潤し、毒を解き咽喉を清める。新鮮な無花果には果糖とブドウ糖が28%含まれ、ビタミンA原、ビタミンC、タンパク質、アミノ酸があり、成熟果にはデンプン糖化酵素、脂肪酵素、プロテアーゼ、酢酸、クエン酸が豊富に含まれ、消化を助けるとともに血液の酸化を促進し細胞の代謝を高める。近年ではよく使われる抗癌中薬として、さまざまな悪性腫瘍の治療に用いられている。無花果の食べ方は多様で、生食のほか干し果物、缶詰、ジャム、蜜漬けにもなる。野菜としても利用でき、肉料理やスープに使うと風味が良く、果物の香りが豊かで、薬膳素材の中でも優れたものである。
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