俗に「十人九痔」といわれるが、痔瘍の主な症状は排便困難、排便後の痛みと出血である。排便時に痛みがあり血が付く場合は外痔瘍、排便後に滴状出血で量が多い場合は内痔瘍であることが多い。以下に便血予防・治療の方法を紹介する: 1. 排便をスムーズにするため、毎日排便習慣をつける。痔瘍出血の多くは排便不順、排便時に力を入れて腹圧が上昇し、痔瘍静脈の圧力が増して破裂出血することによる。また、便が固くて硬いため肛門を通る際に静脈を擦って出血することもある。野菜を多く摂取し、十分な水分を飲むことで便秘を防ぐことができる。既に便秘がある場合は蜂蜜や芝麻油を適度に摂取することで腸を潤し、排便を促す。規則正しい排便習慣を保ち、辛い刺激物を避けることが痔瘍出血の減少に役立つ。 2. 肛門感染を予防し、運動を励行する。痔瘍が破れて大便に汚染されると炎症を起こしやすい。したがって、痔瘍出血が生じた場合、消炎を徹底することが重要である。1:5000の高マンガン酸カリウム溶液(5000ミリリットルの温水に1グラムの高マンガン酸カリウムを溶かし、浅紫紅色になるまで)で肛門を毎日2~3回浸す。または馬応龍痔瘡膏を肛門内に注入する。これは通便、消炎、止血の効果がある。また、運動を続けることで血流を促進し、痔瘍静脈への圧力を軽減できる。さらに毎日ベッドの上で膝胸位を取り、提肛運動を行うことで、痔瘍出血の減少にも効果的である。 3. 民間療法を試みる:生田螺1個を用意し、蓋を取り除き、少量の氷片を入れる。螺肉が液状になるまで待った後、綿棒やガーゼでその液を痔瘍に塗布する。1~2回塗布するだけで良好な効果があるとされている。 <痔瘍出血>
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