夏になると、自分に太りすぎを感じる人は落ち着いていられず、鍼灸ダイエットを行う人も増える。 張さんはすでに2回目の鍼灸ダイエット治療を受けている。彼女の感想は、「これまで試したダイエットの中で最も効果的だった」というもので、特に食事制限なしでもよいという点が魅力だ。医師が彼女の前腕に小さな銀針を刺すと、彼女は「すごく痺れる!」と叫んだ。酸、麻、重、張りは鍼灸の正常な反応であり、経穴が刺激された証拠である。 広州中医薬大学第一附属医院天河診療所鍼灸科の林国華准教授によると、鍼灸は夏に特有のものではないが、鍼灸ダイエットの最適時期としては夏季が効果的である。鍼灸は主に脾臓と胃の機能を調整するが、体の代謝はすべて脾胃に関係している。肥満傾向の人は多痰多湿体質が多く、夏季に脾腎の陽気を温補することで、「天人合一」の原理に沿った治療が可能となる。 夏季は外の陽気が盛んであるため、体のバランスを調整するには冬よりも効果的である。また、暑さは代謝を促進するのに有利であり、鍼灸の効果と相まって痰湿の除去が容易になり、根本的な体質改善につながる。 1.全身性肥満および腹部の局所肥満者。 腹部は脾経・胃経が通っているため、この部位を主に対象とする鍼灸ダイエットは腹部のダイエット効果が最も顕著である。 2.単純性肥満者。 肥満には単純性肥満と二次性肥満がある。単純性肥満は過剰な摂取と代謝不足によるもので、鍼灸治療によりダイエットできる。二次性肥満は特定の疾患によって引き起こされるものであり、単独の鍼灸ダイエットでは無効または一時的な効果しか得られない。そのため、根本的な疾患を治療し、肥満の原因を断つことが真のダイエットの鍵となる。 3.軟脂肪塊が多い人、および軟脂肪塊のある部位。 硬脂肪塊と比べて、鍼灸ダイエットは軟脂肪塊の減少に適している。脂肪の硬さは触診で判断できる。医師によれば、硬脂肪塊は幼少期から形成され、脂肪細胞の数が多いので、単純な鍼灸ダイエットでは細胞数を減らすことはできないため、効果は限定的である。一方、軟脂肪塊は脂肪細胞の体積が大きいものであり、鍼灸ダイエットにより効果的かつ迅速な減量が期待できる。
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