産後血暈の薬膳治療 産後血暈とは、出産後にめまい、視界がぼやける、座れない、胸が張って苦しい、悪心・嘔吐、さらには意識障害などの症状が出ることを指す。中医学では、血暈の原因として、出産時に大量出血により心神が養われず、気虚血脱となること、および血瘀気滞により心神が乱れることの2つがあるとされる。治療には独参湯、定坤丹、奪命散などを対症使用できる。また、症状のタイプに応じて薬膳で調整することも可能である。 血虚気脱型の薬膳方 黄芪粥:黄芪20gを水200mlで煎じ、100mlに減らし、滓を除いて汁を残す。玄米50gを粥にして熟成させ、その際に薬汁と適量の紅糖を加え、さらに少し煮詰める。1日2回(朝夕各1回)服用。 五味子大棗人参湯:五味子50g、大棗10枚、人参12gを水で煎じる。薬汁に適量の紅糖を加え、温めて服用。1日1回。 蓮子粉粥:蓮子を細かく粉にし、每次15gを玄米30gと一緒に粥にする。完成時に適量の紅糖を加える。1日2回(朝夕各1回)。 当帰羊肉芪姜湯:羊肉500g(洗浄後薄切り)、当帰60g、生姜・黄芪各30g、大棗10枚を水で文火で煮て、肉と汁を一緒に食べる。 血瘀型血暈の薬膳方 桃仁粥:桃仁15gを砕き、水に浸けて汁を抽出。玄米50gを粥にして、半熟の時点で桃仁汁と適量の紅糖を加え、粥が完成するまで煮込む。毎朝服用。 佛手元胡山楂湯:佛手・元胡各6g、山楂10gを水で煎じ、汁を飲む。1日1回。 黒豆紅花湯:黒豆30g、紅花6gを水で煎じ、汁をとり、紅糖50gを溶かして温めて服用。1日1回。 艾葉乾姜酢糖飲:艾葉・乾姜各9gを水で煎じ、汁を取り、米酢100mlを加え、適量の紅糖を加えて少し煮込む。温めて服用。1日1回。
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