家族が集まって喜びのあまり、子どもが食べ過ぎてしまい、小児疳積になることがある。小児疳積は、脾胃の虚損と運化の不調により、消化吸収機能に障害が生じる慢性疾患である。治療は脾胃の調整を主眼とし、適切に薬粥による食療を併用すれば、症状の軽減と回復促進に効果がある。ここでは、小児疳積に効果的な薬粥をいくつか紹介する。 白萝卜粥(はくらぼうしゅう): 白萝卜1個を洗ってスライスし、30分ほど煮てから、米50gを加えて一緒に煮る。米が柔らかくなり、汁が濃くなるまで煮、紅糖を適量加えて沸騰させれば完成。消化不良や腹張りに効果がある。 山药粥(さんやくしゅう): 米100gを洗ってから、山药片100gと一緒に鍋に入れて煮る。米が柔らかくなるまで煮、食用時に適量の白糖を加えると、脾胃を調節し、陰液を補う効果がある。 消食健脾粥(しょうしょくけんぴしゅう): 蓮子、芡実、炒麦芽、扁豆各15g、焦山楂10g、神曲6g(布袋に包む)。これらを鍋に入れて、適量の水で30分ほど煎じ、濾してから、粳米15gを加えて粥を作る。粥が出来たら、白砂糖を少し加えて調味し、温かいうちに服用する。脾を強化し、胃を養い、食積を消す効果がある。小児の顔色が黄色く、体が痩せ、烦躁、気分が悪く、手足の裏が熱く、食欲不振、腹張りなどの症状に効果的である。
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