川芎茶調散 【来源】『太平惠民和剤局方』巻二。 【異名】茶調散(『世医得効方』巻十)。 【组成】薄荷葉(火に触れず)240g川芎荆芥(梗を除く)各120g香附子(炒)250g(別本では細辛(芦を除く)30g)防風(芦を除く)45g白芷羌活甘草(爁)各60g 【用法】上薬を細末に研ぐ。毎服6g、食後に茶清で調える。 【功用】疏風止痛。 【主治】風邪頭痛、偏正いずれも、または頂部痛、作止無時、悪寒発熱、目眩鼻塞、舌苔薄白、脈浮者。 【方論】本方において川芎は少陽経頭痛(頭項両側痛)に善く、羌活は太陽経頭痛(後頭部・前額痛)に善く、白芷は陽明経頭痛(眉稜・額骨痛)に善く、これらすべて主薬である。荆芥・薄荷・防風は上行を昇散し、上部の風邪を疏散する。香附は気を行い中を広げ、兼に風を疏する(現行配方では細辛を多用し、風を祛し寒を散し痛みを止める)。荆・防・薄荷と併用し、疏風止痛の効果を増強する。甘草は中を和し、気を補い、諸薬を調和させ、昇散が気を耗すことを防ぐ。茶清で服用するのは、茶葉の苦寒の性質を取るためであり、上清風熱の効果と同時に、風薬の過度な温燥昇散を監視し、昇中有降となるようにする。諸薬を合用し、共に疏風止痛の功を奏する。 按:本方の用法、「世医得効方」巻十では「毎服6g、葱白・茶清で調える;葱涎を用いて両太陽穴に貼り、痛み甚だしい者に特効。また朴消少许を鼻中に吹き入れれば即ち治る。左痛は右に、右痛は左に吹く。」 |