頸椎症は進行缓慢な退行性で、多発的な骨疾患であり、中年以上の人によく見られる。軽症では頭、首、腕、手、上胸部、背部の痛みやしびれ;重症では四肢麻痺、大小便失禁などが起こる。首は頭と体をつなぐ部位であり、頭部からの血液供給、脳および体の神経系、飲食・呼吸などの生命活動はすべて首を通じて連携している。また、首は頭部の動きの枢軸でもある。頸椎骨の協働作用により、頭部は前後左右に動くことができ、仰頭・俯視も可能となる。そのため、首は容易に損傷を受けやすく、捻挫や寝違えなどが起こりやすい。臨床でよく使われる頸椎症の民間療法・検証済み処方は以下の通り。[方一]全蝕10g、娱蚣2匹、鹿銭草、川芎、当帰、自然銅、烏梢蛇各15g。薬材を水で煎じ、2回抽出した薬汁を混合し、1日2回飲む。本方は『江西中医药』1990.21号より、頸椎症に適している。[方二]白芍30g、木瓜13g、雞血藤15g、葛根、甘草各10g。1日1回、水煎して2回に分けて服用。本方は『現代中国名医効果的検証済み処方1000首』より、頸椎症に効果がある。[方三]蒼術、炒白芍、茯苓各20g、川芎15g、橘梗、乾姜、厚朴、甘草各10g。合剤として製剤し、1回30ml、1日3回、2週間を1コースとする。本方は『北京中医学院学報』1986.9号より、頸椎症に適している。[方四]葛根25g、霊仙、雞血藤各15g、白芍15~30g、甘草6g、炙蜈蚣2匹(粉砕して水で溶かして服用)または全蝕8g。1日1回、水煎して服用し、症状に応じて加減可能。本方は『陝西中医』1987.8号より、頸椎症に適している。[方五]白芍30g、甘草15g、酸棗仁、牡蛎各10g、威靈仙、元胡各12g。薬材を水で煎じ、2回抽出した薬汁を混合し、1日2回に分けて飲む。本方は『中医骨傷科雑誌』1987.3号より、頸椎症に効果がある。<頸椎症>
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