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療瘡の鍼灸療法

療瘡は代表的な外科的急症であり、顔面および指先に好発する。初期に小さな形で根が深く、底部が硬く釘のように見えるため、「療瘡」と名付けられた。
[病因病機]
多くの場合、皮膚の不潔、金属や木の刺傷に対して適切な針挑撃や圧迫を行った結果、火毒が隙間から侵入し、邪熱が肌に蓄積する。あるいは、脂ぎった食物の過食、酒の乱飲などの原因により、臓腑に熱が蓄積し、毒が内から発生する。毒邪が盛んになると、経絡を流れて内に臓腑を攻撃し、危険な状態となる。
[弁証]
本病の初期は粟粒ほどの大きさで、色は黄または紫。または膿水疱、膿疱を形成。根結は堅固で釘のように感じられ、麻痒感はあるが痛みは軽微。その後、紅腫・灼熱感が出現し、痛みが増悪。寒熱を伴うことが多い。壮熱・烦躁・眩暈・嘔吐・神識昏愦を示す場合は、療瘡が内に攻撃している兆候であり、「療瘡走黄」と呼ばれる。四肢に発生し、患部に赤線が上昇する場合は、「赤線療瘡」と呼ばれる。
[治療]
1.鍼灸
治療法:督脈の経穴を中心に取る。毫針を用いて瀉法、または三稜針による点刺出血。
処方:身柱、靈台、合谷、委中
方義:本方は督脈の経穴を中心に取り、督脈は諸陽を統率するため、身柱、靈台を瀉法で陽邪火毒を疏泄する。これらの2穴は療瘡治療の経験穴でもある。合谷は手陽明経の原穴であり、陽明は気血が多いので、瀉法で陽明の火毒を泄する。顔面・唇部の療瘡には特に適している。郄穴である委中を取って、刺血することで血熱を清泄する。
本病は患部が属する経脈に応じて経穴を選択可能である。例えば、顔面部の手陽明経に発生した場合は、商陽、曲池を補穴とする。食指端の場合は曲池、迎香を取る。顔面部の足少陽経に発生した場合は、陽陵泉、足竅陰を補穴とする。足小趾、次趾の場合は陽陵泉、聴会を取る。赤線療瘡の場合は、赤線の終点から起点まで順次点刺する。
2.挑治
方法:背中脊柱両側の丘疹様隆起部を見つけて、太い針で挑治する。1日1回。

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