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鍼刺時の注意点

①患者が極度に空腹、疲労、精神的に過度に緊張している状態では、直ちに鍼刺を行わないこと。体格が瘦せ型で気虚血亏の患者に対しては、鍼刺の手法を強すぎず、可能な限り卧位を採用すること。
②妊娠3ヶ月の女性は、下腹部の経穴に鍼刺しないこと。妊娠3ヶ月以上の場合、腹部および腰骶部の経穴も鍼刺しないこと。また、三陰交、合谷、昆仑、至陰などの経血を促進する経穴は、妊娠期において禁忌とすること。婦人の月経期においても、調経以外の目的でない限り、鍼刺は避けること。
③乳児の前囟門が閉じていない期間は、頭頂部の経穴に鍼刺しないこと。
④自発性出血または損傷後に出血が止まらない患者は、鍼刺を避けること。
⑤皮膚に感染、潰瘍、瘢痕がある部位は、鍼刺を避けること。
⑥胸、肋、腰、背中に内臓が存在する部位の経穴は、直刺・深刺を避けること。肝・脾の肥大、肺気腫の患者は特に注意が必要である。
⑦眼周囲や項部の風府、哑門などの経穴、および脊椎部の経穴は、刺入角度を慎重に把握し、大幅な提插・捻転や長時間の留針を避け、重大な組織器官を損傷し、深刻な悪影響を引き起こさないようにすること。
⑧排尿障害などの患者が下腹部の経穴に鍼刺する際も、刺入方向、角度、深さを適切に制御し、膀胱などの臓器を誤って損傷し、事故を回避する必要がある。

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