飲酒と薬の服用 古人は古くから酒を使って薬酒を造ることを知っていた。また、中医では黄酒を薬の「引子」として用いる。ある薬材は酒で漬けることで効果が増し、ある薬材は酒で処理することで毒性を軽減し、副作用を減少させることができる。 しかし、すべての薬が酒で処理できるわけではなく、酒を引子にできるわけでもない。特に西洋薬については、副作用や毒性反応を引き起こす可能性がある。重篤な場合、命に関わる。 メチノール(滅滴靈)を使用する際に飲酒すると、アセトアルデヒド中毒症状が出現し、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、頭痛、めまい、運動失調、さらには呼吸困難を引き起こす。 糖尿病患者が飲酒後に薬を服用すると、インスリン、降糖霊などの薬の作用が強まり、重度の低血糖状態を引き起こし、悪心、嘔吐、腹痛、頭痛、動悸などの反応が現れる。 下痢や腸炎の患者が痢特靈を服用する際に飲酒すると、アルコールの代謝を阻害し、のどの渇き、めまい、結膜充血、皮膚の赤紫、甚だしい動悸を引き起こすことがある。 飲酒後に鎮静薬、安眠薬、または鎮静作用を持つ抗アレルギー薬(例:フェンハイラミン、プルミン、ノルマジンなど)、およびこれらの成分を含む感冒薬(例:速效傷風膠囊、克感敏など)を服用すると、血圧低下、心拍数減少の可能性がある。
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